新システム“TAGアサルト”は初心者でもバンバン使える! 『鉄拳タッグトーナメント2』体験会が開催

ゲーム アーケード
2011年秋に稼働が予定されている、バンダイナムコゲームスの看板対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作、『鉄拳タッグトーナメント2』。同作のプレス向け体験会が、バンダイナムコゲームス本社で開催された。

●風間準、オーガが初お披露目

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 2011年秋に稼働が予定されている、バンダイナムコゲームスの看板対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作、『鉄拳タッグトーナメント2』(以下、『鉄拳TT2』)。同作のプレス向け体験会が、2011年5月9日にバンダイナムコゲームス本社で開催された。

 今年2月のアーケードゲームイベント“AOU2011 アミューズメント・エキスポ”で初プレイアブル出展され、参戦キャラクターや“TAGアサルト”(詳細は後述)を始めとする新システムが明らかになった本作。今回の体験会では、ふたりのキャラクターが初お披露目されたほか、TAGアサルトに関連した新システムの存在が明らかになった。

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▲“ライブモニター”も展示。海外にもネットワークを広げ、世界中のリプレイ映像が観られるようになっている。

 初お披露目されたのは“風間準”と“オーガ”の2キャラで、どちらも『鉄拳タッグトーナメント』以来の登場となる。実際にプレイしてみた感覚として、風間準は当て身や上中下段の多彩なコンビネーションといった“らしさ”はそのままに、キック系の攻撃パターンが増え、グッと正統派な戦いかたができるキャラクターへ近づいた印象。また、叩きつける系の攻撃も豊富かつ簡単に出せるので、『鉄拳TT2』の目玉システムであるTAGアサルトを存分に活かすことができそうだ。一方の“オーガ”は、『鉄拳タッグトーナメント』のころから変わらずパワフルだがクセのある……言い換えれば、初心者にはやや敷居の高いキャラクター。正直な話をすると、記者は同キャラクターをほとんど使ったことがないので、『鉄拳TT』のころからの性能的な変化はよくわからなかった。唯一気づいたのは、右手にまとった蛇たちはグラフィックの向上に合わせて、よりハッキリと描かれるようになった点くらい。ちなみに、本作のオーガは『鉄拳TT』の“トゥルー・オーガ”にあたる姿になっている。

 なお、現時点で判明している登場キャラクターは『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』から“ジュリア”を除いた40人に、すでに発表された新キャラクター“三島仁八”、“ジェイシー”、そして今回の上記のふたりを加えた計44人。AOU2011における同作の発表ステージでは“総勢44名”とアナウンスされていたが……。

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 システム面での新たな情報としては、AOU2011でプロデューサーの原田勝弘氏が「本作から始める人でも楽しめるようなコンボシステムを考えている」と語ったものの詳細が明らかに。それは、TAGアサルトの半自動化“オートアシスト(仮)”だ。TAGアサルトは簡単に説明すれば、1回のコンボでキャラクターを2回交代するというもので、左・右パンチとTAGボタンの3つ同時押しか、バウンドコンボ始動時のキャラクターチェンジで発動する。AOU2011のバージョンでは、すべての操作がプレイヤーに委ねられていたのだが、今回の体験会ではTAGアサルトを発動したあとにTAGボタンを押しっぱなしにすれば、“オートアシスト(仮)”により、1回目のキャラ交代時の攻撃を自動で出してくれるようになったのだ。これにより、初心者でも華麗なコンボを出すことが可能に。実際、記者はAOU2011でプレイした際にはTAGアサルトを一度も成功させられなかったのだが、今回の体験会では何度も、しかも狙って決めることができるようになった。

 そのほか、新たなステージが続々と判明。とくに印象に残ったのは、漁船の甲板と思われるステージ。背景では大漁旗がたなびき、漁師たちがエールを送る……と、これだけでもなかなかのインパクトだが、さらに細かなギミックも用意されている。なんと、四方八方から魚が飛び込んできて、甲板でビチビチと跳ねているのだ。幸いなことに魚には当たり判定はなかったので、見とれてしまわない限りバトルに支障はないだろう。それ以外に、背後で恐竜や自由の女神の形をした巨大バルーンが動いているステージなども確認できた。

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TEKKEN TM & (C) 2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

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