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東芝、新型エンジン搭載のレグザを発表。最新ゲームモードで遅延は約0.7フレームに

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東芝は、新型レグザエンジン“CEVO”を搭載した最新モデル“レグザ Z2 シリーズ”を、2011年3月25日に発売することを発表した。Z2シリーズには、新たなゲームモード“ゲームダイレクト3”が搭載されている。

●新型エンジン“CEVO”搭載で、魅力的な機能が多数実装

　東芝は、新型レグザエンジン“CEVO”を搭載したレグザ Z2 シリーズを2011年3月25日に、発売することを発表した。

　Z2シリーズは、LEDバックライトスキャンに対応した新開発のLED液晶パネルと、CEVOの組み合わせにより、さらなる高画質化を実現している。映像の前後のフレームを活用することにより、精細感のある緻密な映像をリアルタイムに復元する3次元フレーム超解像技術や、色の超解像技術を採用。また、8分割のバックライトスキャンにより、スポーツなどの動きの速いシーンでも残像を低減し、キレのある映像を映し出す。

　また、CEVOの高い処理能力により、約0.3秒での番組表の高速起動が実現。メニュー画面も、グラフィカルなインターフェースへと生まれ変わった。さらに3つのチューナーを搭載しており、番組を視聴しながらふたつの番組を同時録画できる“地デジ見ながらW録”機能も備えている。


▲デジタル放送時には元映像の1/4に圧縮されている色情報を、4倍に復元して映し出す色の超解像技術。	▲映像の前後フレームから動きを高精度に予測し、元映像のフレーム間に新たな補完映像を映すことで、残像を劇的に低減する。	▲レグザメニューのデザインは、3Dアニメーションを採用した独自のデザインに。切り換えもスムーズで、操作性も向上している。

●“ゲームダイレクト3”でゲームをさらに楽しめる

　2010年モデルに搭載されていたゲームモード“ゲームダイレクト2”は、“ゲームダイレクト3”に進化。PSPなどを全画面表示できる機能と、超解像による高画質化処理を実現しながらも、遅延は約0.7フレームまで短縮。アクションやスポーツ、リズムゲームをさらに快適に遊べるようになっている。また、WiiなどのD2（480p）入力時のゲームモードでは、色の超解像技術による映像処理も追加され、斜めのラインの色むらなどが軽減され、美しい映像が楽しめるようになっている。

　また、ゲームモードの画面サイズは全6種類を用意。ゲームフル、ゲームノーマル、ポータブルズーム、Dot by dot、レトロゲームファイン、SDゲームファインと、好みのサイジングと表示方法でゲームを楽しめる。

▲編集部の取材に対し「ゲームファンの方々から、ゲームで遊ぶならレグザだよね、とつねに言われ続けられるよう、これからも皆さんが驚く発表をしていくつもりです」と語る、東芝ビジュアルプロダクツ社、映像第一事業部 TVマーケティング部参事の本村氏。

■レグザ Z2 シリーズスペック

型番	サイズ	発売予定次期	店頭予想価格
47Z2	47V型	2011年3月25日	32万円前後
42Z2	42V型	2011年3月25日	25万円前後
37Z2	37V型	2011年3月25日	20万円前後