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“スパIV AE 2011 猛者発掘キャラバン”が東京の高田馬場で開催

ゲーム プレイステーション3 Xbox 360 ニンテンドー3DS アーケード
 2011年2月26日、東京のタイトーステーション BIGBOX高田馬場店にて、アーケードゲーム『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(以下、『スパIV AE』)のカプコン公式イベント“スパIV AE 2011 猛者発掘キャラバン”が開催された。

●都内のトッププレイヤーが多数参戦

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 2011年2月26日、東京のタイトーステーション BIGBOX高田馬場店にて、アーケードゲーム『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(以下、『スパIV AE』)のカプコン公式イベント“スパIV AE 2011 猛者発掘キャラバン”が開催された。

“スパIV AE 2011 猛者発掘キャラバン”は、東京、大阪、名古屋、福岡の4都市を回って強者プレイヤーの組み手とミニトーナメントを実施し、『スパIV AE』の猛者を発掘するというイベント。組み手は、カプコンからの刺客として送り込まれた強者プレイヤーが担当。参加者には参加特別称号【不屈の闘志】と『スパIV AE』特製クリアファイルをプレゼントがされる。そして、勝利者には勝利者特別称号【百錬成鋼】が付与される。一方、16名によるミニトーナメントは、優勝者、準優勝者へポスター及び特別称号が付与される。優勝特別称号は、プレイヤーネーム称号もしくは希望する文言。準優勝特別称号【捲土重来】となっている。

 今回の組み手を担当する強者プレイヤーは、西横ゴウキ選手(使用キャラクター:豪鬼)と板橋ザンギエフ選手(使用キャラクター:ザンギエフ)のふたり。両選手ともプレイヤーネームに使用キャラクター名が入っている、そのキャラクターのエキスパートプレイヤーだ。このふたりが、1時間ごとに交代して組み手が進行した。まず最初に登場したのは西横ゴウキ選手。“斬空波動拳”や“遠距離立ち強キック”で牽制して慎重に立ち回りつつ、要所でウルトラコンボを決めて連勝を重ね、26勝4敗という成績を収めた。

 続いて「自信はありません」とコメントしていた板橋ザンギエフ選手が組み手の後半を担当。相性の悪いキャラクター相手に苦戦しつつも、徹底した間合い管理と勝負強さを発揮して途中20連勝を記録するなど、その実力を見せ付けた。板橋ザンギエフ選手の最終成績は26勝3敗となった。

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左が板橋ザンギエフ選手。右が西横ゴウキ選手。

強者プレイヤーのふたりは、キャラクターの持ち味を存分に発揮する戦いぶりを披露していた。

 イベント後半のミニトーナメントは、秋葉原、大阪、名古屋の過去3回と同様に、参加希望者多数のため参加枠を16名から32名に増やして開催。全国ランキング2位のマゴ選手(使用キャラクター:フェイロン)、同4位のネ○選手(使用キャラクター:ヤン)、同8位の猫舌選手(使用キャラクター:アベル)と、全国ランキングベスト10に名を連ねるプレイヤーに加え、秋田や福島といった地方から来場したプレイヤーも参加していた。過去3回でもっともハイレベルな戦いが展開されたトーナメントを勝ち抜き、見事に優勝を収めたのは、烈火拳を軸に堅実な立ち回りを見せたマゴ選手。そして準優勝は、雷撃蹴からの鋭い攻めが光ったチャック選手(使用キャラクター:ユン)となった。

※全国ランキングは2011年2月26日現在のものです。

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 表彰式のあとは、ミニトーナメント優勝者のマゴ選手と板橋ザンギエフ選手のエキシビジョンマッチが2試合選手制で行われた。絶妙な間合い取りでじりじりと攻めるマゴ選手に対して、ワンチャンスをものにしていく板橋ザンギエフ選手の試合は、これぞ『ストリートファイター』という緊張感溢れるものとなった。瀕死の状況からウルトラコンボを決めるなど、強者プレイヤーとしての意地を見せた板橋ザンギエフ選手だったが、最後まで集中力を切らさなかったマゴ選手が2勝1敗で勝利した。ちなみに、このミニトーナメントやエキシビジョンマッチの録画映像は、こちら

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左の写真が優勝したマゴ選手。右の写真が準優勝のチャック選手。

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●強者プレイヤー“板橋ザンギエフ選手”ミニインタビュー

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カプコンの綾野氏と『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』で対戦を楽しむ板橋ザンギエフ選手。

 カプコンからの刺客として組み手に参加した強者プレイヤー、板橋ザンギエフ選手に、組み手を終えての感想と、2011年2月26日に発売されたニンテンドー3D用ソフト『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』の感想を伺ってみたぞ。

――組み手を終えての率直な感想をお聞かせください。

板橋ザンギエフ選手(以下、いたざん) 最初はすごく緊張しましたが、フランクにプレイできて楽しかったです。

――組み手には強豪プレイヤーも多数参加されていましたが、その中で26勝3敗という成績についてはいかがでしょうか?

いたざん 強豪プレイヤーが参加するのは聞いていたので、じつはもっと負けると思っていました。でも、予想していたよりも勝ててよかったです。ザンギエフは、キャラクターどうしの相性が極端に出るキャラクターなので心配だったのですが、ザンギエフが苦手なキャラクターを使う挑戦者が少なかったので助かりました。

――全国ランキング2位のマゴ選手とのエキシビジョンマッチはどうでしたか?

いたざん マゴ選手を倒して、いいところを持っていこうと思ったんですが、負けてしまい残念でした。ものすごくジリジリした試合展開だったので、見ている人に楽しんでもらえたかが心配ですね。

――最後にウルトラコンボを決めたシーンはものすごく盛り上がっていました。

いたざん あれは惜しかったですね。あそこから一気に勝っていればものすごくカッコよかったんですけれど……。

――組み手の待ち時間に『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』をプレイされていましたが、あれは自分で並んで購入されたんですか?

いたざん はい。今日会場に来る前に地元のショップで買ってきました。池袋はすごい行列ができていましたけど、地元ではサクっと買えましたよ(笑)。

――実際にプレイされてみての印象はいかがですか?

いたざん ワンタッチで手軽に必殺技を出せるところが気に入っています。これまで、必殺技のコマンド入力が難しくて敬遠していたライトユーザーにもオススメですよ。あと、キャラクターの後方からの視点でプレイできる“3Dバーサス”という要素も斬新でいいですね。ただ、相手キャラクターとの間合いは計りにくいですけれど(笑)。

――アーケードでプレイする上級者としての視点から見ていかがですか?

いたざん アーケード版や据え置き機版だとどうしても真剣な対戦になってしまいますが、ニンテンドー3DS版ならフランクに楽しめるのでいいですね。

――キャラクターはやはりザンギエフを使うのでしょうか?

いたざん ザンギエフにこだわらず、そのときの気分で選ぼうと思います。自分はあまり器用ではないので、複数のキャラクターを使うのは難しいんですよ。だけど、ニンテンドー3DS版ならワンタッチで必殺技が出せるので、これを機会にいろいろなキャラクターで遊んでみようと思います。

――『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』を楽しみにしている人たちに向けてメッセージをお願いします。

いたざん コマンド入力が苦手な人は「格闘ゲームなんてできないよ」という人が多いと思うんです。さきほども言いましたが、ニンテンドー3DS版はワンタッチで難しいコマンドの必殺技も手軽に出せるので、思い通りに技が出せる快感を誰もが楽しめると思うんですよ。そういうところをぜひ一度試してもらいたいですね。それをきっかけに格闘ゲームに興味を持ってくれて、“ガチ世界”へ入ってくれたらうれしいです。

スーパーストリートファイターIV 3D Edition
メーカー カプコン
対応機種 ニンテンドー3DS
発売日 2011年02月26日
価格 4,800円[税込]
ジャンル アクション / 格闘
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