『ロードオブヴァーミリオンII』ファンイベントで新ゲスト使い魔が公開に

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スクウェア・エニックスのアーケード用カードゲーム『ロードオブヴァーミリオンII』のファンイベントが開催され、新しいゲスト使い魔が発表された。

●『ファイナルファンタジー』シリーズからのチョコボとモーグリが参戦

　2010年12月5日、スクウェア・エニックスが手掛けるアーケード用カードゲーム『ロードオブヴァーミリオンII』のファンイベント“OVER the LORD fanfestival”が、東京・竹芝にあるニューピアホールで開催。2010年12月8日より登場予定の新バージョン『ロードオブヴァーミリオンII アルティメットバージョン狂気ノ輪廻』に関する新情報が公開された。

　登壇した柴貴正プロデューサーと横山賢介ディレクターは、「ユーザーからの要望が高かったキャラクター」として、『ファイナルファンタジー』シリーズからの新ゲスト使い魔“チョコボ”と“モーグリ”の参戦を発表した。

　さらに、参戦が決定している『ファイナルファンタジーXIV』のゲスト使い魔“ヤ・シュトラ”、“スプリガン”に関するカード情報を公開したほか、『ロードオブヴァーミリオン』からの復活使い魔として、“玄武”、“ルシフェル”、“マカラ”、“リッチ”、“バーサーカー”の5体をお披露目した。ほかにも、『ロードオブヴァーミリオンII』の画集『ロードオブヴァーミリオンII 画集蒼 -魔種（後半）・海種・不死-編』と『ロードオブヴァーミリオンII 画集紅－人獣・神族・魔種（前半）-編』が、2010年12月24日に発売されることも明かされた。


▲『ロードオブヴァーミリオンII』の画集は、2010年12月24日発売。

　イベントのメインとなったのは、同作の使い魔ボイスを担当する声優陣、使い魔のイラストを手掛けたイラストレーター陣、そして、ゲーム開発者陣によるQ&Aセッション。ユーザーからのさまざまな質問に回答していった。

　声優パートでは、サキュバスのボイスを担当する中島沙樹、フェアリーのボイスを担当するささきのぞみ、天の声（声のみ）として杉田智和が参加。“自分の声がゲームセンターで流れていることに対しての心境は？”という質問に、中島は「自分の声の使い魔ばかりを並べてプレイしたんですけど、やられても攻撃しても全部自分の声なので誰がどういう状況になっているのかわからなくなりました」。ささきは「初めてゲームセンターに様子を見に行ったときに、あちこちから自分たちの声が聞こえてきてビックリしました」。杉田は「ゲームをやっているときはユーザーというよりプレイヤーに戻るので、この使い魔の声はいいなっていうのはあるんですけど、自分の声はあまり意識しません」と答えた。

▲サキュバスのボイスを担当する中島沙樹（左）、フェアリーのボイスを担当するささきのぞみ（右）。

　声優パートのつぎは、イラストレーターパート。『ファイナルファンタジーVI』や『ファイナルファンタジーXII』のカードを担当した皆葉英夫氏、『ファイナルファンタジーXI』のカードを担当した相場良祐氏、カードアートディレクターを務めた河崎淳氏が登壇し、ひとつの作品を描き上げるまでの日数や、いちばん印象に残っている使い魔などを語った。


▲“印象に残っている使い魔は？”という質問に、「バハムート」（皆葉氏）、「リヴァイアサン」（相場氏）と回答した。	▲皆葉英夫氏。	▲相場良祐氏。	▲河崎淳氏。

　最後は、開発者パート。ここでは、柴貴正プロデューサー、横山賢介ディレクター、魔種担当の町田俊彦氏が登壇し、ぶっ壊れカードや神族についてなどユーザーからの鋭い質問に答えていった。


▲左から柴貴正プロデューサー、横山賢介ディレクター、魔種担当の町田俊彦氏。	▲カードが完成するまでの過程も公開された。