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『眼鏡なカノジョ』イベントステージに森谷里美、山本彩乃が登場

アニメ

2010年10月3日（日）、東京・有明で行われたイベント“ドリームパーティ東京2010秋”のイベントステージにて、オリジナルビデオアニメーション『眼鏡なカノジョ』のイベントが開催された。

2010-10-05

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●急遽監督も参加してのイベントに！

　2010年10月3日（日）、東京・有明で行われたイベント“ドリームパーティ東京2010秋”のイベントステージにて、オリジナルビデオアニメーション（以下、OVA）『眼鏡なカノジョ』のイベントが開催された。

　イベントには、『眼鏡なカノジョ』第1話のヒロイン・麻生花奈役の森谷里美、全4話にさまざまな役どころで出演している山本彩乃、そして同作の監督を務める伊藤浩二氏が登場。制作秘話や自身の演じるキャラクターについて語った。


▲左から、森谷里美、山本彩乃、伊藤浩二監督。

　イベントでは、『眼鏡なカノジョ』にちなんで、それぞれの眼鏡へのこだわりが語られる。森谷はふだんはコンタクトをつけているということで、今回は伊達メガネを着用。黒縁の眼鏡をかけていたが、リアル眼鏡（度の入っているもの）のほうは「外から見ると黒で、中から見ると赤い」とのこと。派手目な赤色などはかけないという話だった。続いて山本はというと、学生のころにかけていたリアル眼鏡を着用。そして伊達メガネとして用意したものは、なんと森谷に派手と言われてしまった赤縁の眼鏡。「さきほど派手だって言われてしまいましたが……」と苦笑まじりに取りだしながらも、しっかりとその場で着用してファンから歓声を受けていた。そして伊藤監督は「インスピレーションですね」とひと言。なお、現在かけている眼鏡は『眼鏡なカノジョ』制作が決まった際に購入したものとのことだった。


▲眼鏡をかける際に髪を外に出すか、眼鏡の内側に入れるかで悩む山本。会場のファンに聞いてみたところ、外に出す派が多かった。

▲『眼鏡なカノジョ』制作が決まったときに購入したという眼鏡。監督、渋いです。

　また作品に関しては、ヒロインを初めて担当する森谷が「セリフの量がホントに多くてびっくりしました」とコメント。「台本1枚1枚めくるごとにノイズにならないかドキドキしながら収録しました」と収録時のエピソードも披露した。監督からも「ほとんど麻生がしゃべっています」と第1話の内容について語られる。また、山本の役については「3話に出てくる美月ちゃん（声：早見沙織）のお友だちの、まきちゃん役です。最近の若い子っていう感じの子です」と自身が演じた役について説明。作中のファミレスでのシーンを例に挙げながら「つまりはリア充ですよ！　リア充！」と、なぜかそこだけアツく語った。伊藤監督には、収録を終えたふたりについての感想が質問され、「森谷さんは麻生役にピッタリで、これは得したな、と思いました。山本さんは2話でウェイトレス役でも登場しているのですが、その際の“根性よ！”というセリフの破壊力が抜群です。ぜひOVAを買って聞いてもらえれば」とコメントした。

　OVAにはスペシャル特典としてDJCDが同梱されるとのこと。こちらはメインパーソナリティーを森谷里美と神谷純一役の岡本信彦が担当。ゲストに第3話で木村美月を演じる早見沙織と、第4話で倉本千秋を演じる花澤香菜が出演する。監督は「OVAを観てから聞くと、作品とリンクしているので非常におもしろいです」と特典CDの魅力を語る。さらに、今井麻美が歌うオープニング曲『フレーム越しの恋』と、彩音が歌うエンディング曲『眼鏡な理由』が会場で少しだけ流され、監督は「エンディングでいくつかハートマークが出てきます。いくつ出てくるか、ぜひ目を凝らして探してみてください」とコメントした。

　さらに作品とは関係ないのだが、ここで森谷が自分名義で歌った曲『星のかけら』を初披露。こちらは、PCゲーム『恋と水着と太陽と～スミレ島ライフセーバーず～』のエンディング曲となっており「海と夜空と静かな波の音が思い描けるようなバラードになっている」と森谷は曲のイメージを語る。歌声が会場に響くと、やわらかな暖かい空気が会場を満たした。

　最後はそれぞれが会場に集まったファンに向けて挨拶。森谷は2010年10月8日（金）から毎週金曜日に“響-HiBiKi- Radio Station”でソロパーソナリティー番組が配信されるとのこと。また、『眼鏡なカノジョ』に関しては「発売に向けて、これからも力を入れてがんばっていきたい」と発売までにも、さまざまな場所で同作をアピールしていくとのこと。山本は「全部の回に出演している私が、毎話キュンキュンしながらアフレコをしていました。ぜひ生活の一部として観ていただければ」とアピール。伊藤監督は「公式ホームページで近日中にPVを流します。とても1本10分とは思えない仕上がりとなっていて、自分でも自信を持ってオススメできる内容になっています」と作品の手応えを語った。なお、『眼鏡なカノジョ』は、2010年11月25日に発売予定。オムニバス形式の全4話を1本に収録しており、価格は5670円［税込］となっている。