2023年3月18日(土)~19日(日)の2日間、VTuber事務所“ホロライブプロダクション”の大型イベント“hololive SUPER EXPO 2023”が幕張メッセにて開催。

 “日常”の延⻑線上からつながった大きな文化祭のようなリアルイベントで、ホロライブプロダクションのタレントによるブースやイベントステージ、限定フードなどが展開される大規模リアルイベントとなっています。

 本稿では展示物の写真とともに現地の模様をお届け。行けなかった人は参加した人の振り返りとしてぜひチェックしてみてください。なお、筆者はフラットな視点でリポートしたいけど、興奮状態のままリポートしているのでその点はご了承ください!

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レッドカーペットと巨大あん肝バルールがお出迎え!

 まず会場に入場すると“hololive SUPER EXPO 2023”のキービジュアルが描かれたセレモニーゲートが目の前に広がりました。そのゲートをくぐると長いレッドカーペットの道があり、その先にはあん肝の巨大バルーンが設置!

 レッドカーペットの道の左右には柱が立っており、そこにはホロライブメンバーによるコメントやイラストなどが描かれていました。そのほか、ホロライブプロダクションの歴史がわかる年表なども見ることも。

つのまきじゃんけんをするわためぇ(角巻わため)と、わためぇを食べようとするししろん(獅白ぼたん)。

マグチなども! 園児と先生になったホロライブメンバーたちのパネルが展示されたホロライブ幼稚園

 ミオしゃ(大神ミオ)主催の人気配信企画がなんとブースに。あの賑やかなホロライブ幼稚園に体験入園できちゃいます。

 ブース内には幼稚園帽を被ったみこち(さくらみこ)やルーナ姫(姫森ルーナ)などの園児のほか、ミオしゃ(大神ミオ)やすいちゃん(星街すいせい)たち先生陣もいます。

 とくに注目だったのは、配信の「名付け上手対決」にも登場したキャラクターたち。“まぐち”や“オデ、オマエノトモダチ”、“たこやき”などのイラストが展示されていました。

 そのほか配信で印象的だった、急に英語で話しはじめるすいちゃんの意気込み文章などもあり、思わずクスっとなることも。

星街すいせい(すいちゃん)や大神ミオ(ミオしゃ)など、先生たちも!
こんなセンシティブな園児はいません。
しっかり幼稚園。
マグチ!

【ホロライブ幼稚園】帰ってきたあの企画・・!ホロライブ幼稚園開園です!【 #ひろがるホロライブ 】

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実際に“鳥人間ダーツ”風の競技に挑戦できるホロライブ運動会!

 『Minecraft』のホロライブサーバーでの大型企画“ホロライブ運動会”もブースになりました。競技のひとつである“鳥人間ダーツ”をイメージしたミニゲームを体験できます。これがなかなか難しいので、ぜひ一回やってみてほしい! ちなみに筆者のダーツは明後日の方向に飛んでいきました。

 ミニゲームの並び列が陸上競技のトラックになっていたりと、かなりこだわりを感じるブースでした。また、このブースのホロライブメンバーのパネルはすべて鉢巻きを巻いています。

大運動会でも行われた“鳥人間ダーツ”をイメージしたミニゲームを体験可能! 並び列はトラックとなっており、待ち時間も気分が高まりました。
ここのブースのホロライブメンバーは鉢巻きを装着!

【 #ホロライブ運動会2022 】第三回‼秋のマイクラホロライブ大運動会

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大空警察しゅば! ホロライブメンバーの取り調べができちゃうホロライブ警察

 大空スバルといっしょに大空警察としてホロライブメンバーの取り調べができるブース。配信でもおなじみの取調室がそのまま再現されており、そこでメンバーの証拠を推理していきます。

 ブースの外側には「スバルのことが“やっぱり”好きなんだよね?」といった名言(迷言)が大きく書いてあるのも印象的でした。ちなみにこのセリフは、過去のホロライブ幼稚園にて、しぐれうい先生に“やっぱり”というワードを言わせるために使ったワンフレーズです。

 整理券をもらう列がかなり長かったので、気になる人はお早めに。

※ブースへのご参加には整理券が必要です。

スバル語録が気になる。
警察の帽子を被っていたり、持っていたり!

【#生スバル】大空警察2023~!OOZORA POLICE2023【ホロライブ/大空スバル】

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ホストになったルイ姉に口説かれる!? 特別シナリオ映像が見れちゃうホロライブ・ホスト

 秘密結社holoXのルイ姉(鷹嶺ルイ)が描き下ろした特別なシナリオ映像が見れるブースです。黒を基調とした背景に、シャンパンタワーがあったり、全員がワイングラスを持っていたりとホスト要素満載。

 ホロライブメンバーがおもてなししてくれる個室は、「ホストにあるわ~」といったソファがあり、雰囲気はバッチリ。その空間でヘッドホン越しにホストとなったホロライブメンバーのボイスを楽しめます。こんなん行くしかないでしょ!

※ブースへのご参加には整理券が必要です。

ホスト感満載で、毎日来てしまうよ……。
ホストっ“ぽい”ソファがまたいい味をだしている。

【61万人突破記念凸待ち】ようこそ、#ホストクラブルイズ へ。ご指名は??? ※プチお知らせあり【鷹嶺ルイ/ホロライブ】

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てぇてぇの大渋滞。休日ならではの意外な一面も見れたhololive park

 四季折々の中で散策を楽しんでいるホロライブメンバーに会えるブース。春、夏、秋、冬それぞれのモニターには特別な映像も流れており、休日ならではの意外なメンバーの一面が見れるかも?

 とくに印象的だったのは、ブース中央にあるカップリング4組。みこめっと(さくらみこ×星街すいせい)、おかころ(猫又おかゆ×戌神ころね)、ノエフレ(白銀ノエル×不知火フレア)、ラプルイ(ラプラス・ダークネス×鷹嶺ルイ)と、尊死してしまうカップリングで配置されているのが感謝しかなかったです。ありがとうありがとう。

春には桃鈴ねね、湊あくあ、紫咲シオン、博衣こより、アキ・ローゼンタール、姫森ルーナ、角巻わための7人。
夏には宝鐘マリン、大空スバル、尾丸ポルカ、ロボ子さん、赤井はあと(はあちゃま)、夏色まつりの6人。
秋には夜空メル、癒月ちょこ、常闇トワ、天音かなた、兎田ぺこら、獅白ぼたん、沙花叉クロヱの7人。
冬には雪花ラミィ、白上フブキ、大神ミオ、ときのそら、AZKi、百鬼あやめ、風真いろはの7人。
みこめっと
ラプルイ
ノエフレ
おかころ

ホロライブメンバーのイラストを見れるホロライブ・アートフェス

 ホロライブメンバーが手掛けたアート作品が展示されたエリア。ホロライブ、ホロライブインドネシア、ホロライブEnglishを横断した展示です。

 思わず「おぉ」とうなってしまうアートから、「なんじゃこれ」といったギャグ全振りなアートまで、さまざまな芸術が目白押しでした。

 中には3期生の楽曲シャッフル映像のベータ版が流れていました。イラストは船長の描き下ろしで、ぺこーらの『I’m Your Treasure Box *あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。』(マリ箱)、マリン船長の『リリカルMonster』、フレアちゃんの『ララララビット!!』、ノエル団長の『全力ジャンピング!』、そしてい最後に全員の『夢見る空へ』が流れていました。正式版アップが待ち遠しいですね!

ホロライブに入ったことカラフルな世界を見たイナのイラスト。めっちゃかわいいし、ストーリーがすばらしい。これぞアート!
すいちゃんは歌だけではなく、絵も描けるなんてパーフェクトすぎないか?
ひと目見て誰か分かる作品ふたつ。(左:あくたん、右:かなたん)
ラミィちゃんの美しい生け花と、ねねちの小学生の図工感満載のねんど作品。
ころさんの頭に浮かんだ“ひと喰らい”の絵。どうやって生きていたらこれが頭に浮かぶのだろうか。
YAGOOの生首ではありません。スバちょこルーナたんのYAGOO像です。

ホロライブIDメンバーの収録風景を覗けるid:entity Record!

 ホロライブインドネシアメンバーが収録をしているワンシーンを再現したブースです。

 ムーナやオリ―、こぼなどのパネルのほか、オリジナル楽曲のジャケット写真などが展示されていました。このジャケットイラストもまたそれぞれのイメージがしっかり落とし込まれていていいんだワ……。

共食いするぐら、つまみ食いするハコス。わちゃわちゃ感が堪らないENメンバーのカフェ!

 筆者が注目していたブースでもある、ホロライブENメンバーのブース“hololive FRIED CAFE”。キアラをはじめとしたENメンバーが店員としてカフェに歓迎してくれます。

 メニューや料理、カウンターの展示物のこだわりもすごかったのですが、とくにこのブースで流れているENメンバーの日本語でのやり取りがおもしろい。

 サメバーガーを共食いするぐら、ほかのメンバーのメニューをつまみ食いするハコス、タコ焼きが爆売れのイナ……。あまりにもわちゃわちゃで心地よい。あまりにもやり取りが良すぎて、筆者はイナのタコ焼きの前で5分間立ち尽くしていました。

 展示物は英語表記のものが多いのですが、翻訳シートが用意されているのもうれしかったですね。

タコダチたちはお客さんに!

ホロスターズの私物が見れる! 配信で使っているアイテムも?

 ホロスターズのブースも負けてはいません。ホロスターズのメンバーが、それぞれ得意とするMUSIC、GAME、TALK、CREATIVE、ACTの5つのグループに分かれて、そのテーマの私物が展示されていました。斬新!

 律可のギターや封魔のマウス、シエンの靴など、「それ展示して大丈夫なの!?」というアイテムがありびっくり。目が燃えるぐらい、目に焼き付けておきました(同じ物買お……)。

ホロスターズと思い出の1枚を撮れちゃうスタプリも人気!

 ホロスターズとホロスターズEnglish -TEMPUS-といっしょに写真を撮ってオリジナルのプリントシールを無料で作れるスタプリ。EXPOの記念にホロスターズたちとプリクラを撮れる、最高のブースです。

 推しとツーショット撮れるとか最強すぎないか……?

ホロライブメンバーの水着を拝めるホロライブ・サマー2022ブース

 2022年に待望の復活は果たしたホロライブ・サマーのブース。ビーチをイメージしたエリアの中で、水着衣装のホロライブメンバーが勢揃いしています。

 パネルのほか、だs……めちゃくちゃかっこいいサングラス“ホロフラージュ”の実物も展示。商品化待ってます!

【ホロライブ・サマー2022 #1】帰ってきた?センシティブサマー!?

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『hololive ERROR』の恐怖の世界に入れるブースも!

 今年ももちろんあります。恐怖の『hololive ERROR』ブース。

 2023年はよりパワーアップしており、『hololive ERROR』の世界にガチで入れます。とくに恐ろしかったのは電車で、実際にゲームと同様に突如迷いんだ感覚になりました。

『hololive ERROR』関連動画はこちら

白を基調としたスタイリッシュな『ホロライブ オルタナティブ』ブース!

 “白”が目印となる『ホロライブ オルタナティブ』ブースでは、会場でも販売されているオルタナティブグッズやティザーPVの原画などが展示されていました。

 壁一面に描かれた『ホロライブ オルタナティブ』の緑豊かな世界も印象的でした。早くこの世界に行きたい……。

『ホロライブ・オルタナティブ』 ティザーPV(Fullver)

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『ホロライブ・オルタナティブ』 2ndティザーPV

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いままでの記念グッズやシーズングッズが展示。「このグッズ家にもあるなぁ」という状況に……。

 過去にホロライブオフィシャルショップで販売された、記念グッズやシーズングッズ、販売中のグッズが多数展示された本ブース。発売前の新商品の実物サンプルも見ることができちゃいます。

 グッズを見ていると「このグッズ懐かしい!」や「〇周年のときのグッズだ!」とさまざまな思い出が蘇りますね。このグッズが発表された〇周年ライブ良かったなぁとしみじみ……。

存在感がハンパないフブラバルーン!

 会場上空には、フブキング(白上フブキ)のキャラクターである巨大フブラのバルーンアートが浮かんでいます。とんでもない存在感を放っていますので、現地の人はぜひ上を見てみてください。

ぺこらの等身大日本人形フィギュアがめっちゃデカいぺこ

 “#全人類兎化計画”の実施を記念した、兎田ぺこらの日本人形 1/1等身大フィギュアが展示されています。これがとんでもないクオリティで、和服はもちろん、ぺこーら自身もかなり細かく作られています。

 あまりの完成度に、公式会場リポートでホロライブメンバーもびっくりしていました。

【#ひろがるホロライブDAY1】hololive SUPER EXPO 2023 フリーステー

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YAGOO登場で超大盛り上がり! ホロライブメンバーやマスコットキャラ、篠崎こころ、檜山沙耶たちによるオープ二ングセレモニー

 hololive SUPER EXPO 2023のオープニングセレモニーもフリーステージで実施されました。ホロライブメンバーからは、そらちゃん(ときのそら)、まつりちゃん(夏色まつり)、かなたそ(天音かなた)、こよこよ(博衣こより)の4人が登場。

 そのほか、MCに檜山沙耶さんとコスプレイヤーの篠崎こころさんもフブキング(白上フブキ)のコスプレで「こんこんきーつね!」といった挨拶とともに登場しました。まつりちゃんが篠崎こころさんに対して、「めちゃめちゃめちゃめちゃめちぇかわいすぎるので、ぜひ結婚を……」と突然の告白をしているのが印象的でした。

MCの檜山沙耶さん
白上フブキのコスプレをした篠崎こころさん

 さらにそらちゃんの掛け声により、マスコットキャラクターたちも現れました。足が速いみこだにぇ、ぴょんぴょん跳ねているスバルドダック、機敏な動きのUDIN、ドヤ顔しているsmol ameの登場により、ステージがより賑やかに。

 そして最後に大歓声のなか、カバーCEOであるYAGOOが姿を現します。会場大興奮。ホロライブメンバーとYAGOOが同じ空間にいるのが新鮮で、EXPOならではの光景が広がっていました。

 その後、開会の言葉とともに明利酒類の酒樽で鏡開きが実施。会場と配信の「よいしょー!」という掛け声で、ハンマーを振り下ろすYAGOOとホロライブメンバーが印象的でした。

YAGOO。いちばん盛り上がっていたのではないかと思うレベル。