トロフィー、実績の機能にも対応予定

 カプコンは、プレイステーション2で発売されたアクションゲーム『デビル メイ クライ』、『デビル メイ クライ 2』、『デビル メイ クライ 3 Special Edition』の3作品をHD高画質化し、ひとつのパッケージにした『デビル メイ クライ HDコレクション』を2012年に発売すると発表した。対応機種はプレイステーション3、Xbox 360で、トロフィー、実績の機能にも対応予定。価格は未定となっている。以下、各タイトルの概要をリリースより抜粋。

デビル メイ クライ
2001年8月23日発売
悪魔が恐れる男がいた。
記念すべき第1作。伝説の魔剣士の血を引く主人公ダンテが復活した魔帝ムンドゥスに立ち向かう。「魔人」へと変身するデビルトリガーや剣と2丁拳銃を使いこなして華麗なコンボを繋げる爽快感、何よりも「カッコ良く敵を倒す」事をシステムに採り入れ「スタイリッシュアクション」を生み出したゲーム性など、シリーズの根幹をなす要素はこの作品で出揃っている。発売当時のTVゲームのレベルを大きく超えたグラフィックと、卓越したアクション性は後の多くのアクションゲームに影響を与えた。

 
デビル メイ クライ 2
2003年1月30日発売
悪魔と踊ろう。
前作の数年後を舞台にしたシリーズ第2作。壁走りやレインストーム(二段ジャンプ後に、真下の敵に射撃する技)他、ダンテのアクションが一層多彩で派手になった。また、ダンテのストーリーに加えて、ヒロイン「ルシア」のストーリーもプレイできるが、パワータイプのダンテと、スピードタイプのルシアと性能面でも差別化されている。大幅に増えたアクションと2つのキャラクターの性能差は、次作「3」での「スタイル」へと受け継がれる事になる。ボーナスモード「ブラッディパレスモード」は本作が初登場。

 
デビル メイ クライ 3 Special Edition
2006年2月23日発売
たまにはお前の遊びにつきあってやろう。
第1作以前の物語を描いた作品。ダンテの双子の兄である「バージル」が登場する。数々の「スタイル」が存在し、近接戦闘に特化した「ソードマスター」や銃器に長ける「ガンスリンガー」、トリッキーな動きで敵を翻弄する「トリックスター」等、どのスタイルを成長させるかでダンテの技や性能、プレイスタイルをカスタマイズする事が出来る。金子一馬氏の手によるダンテとバージルの「魔人」デザインも話題となった。バージルが使用可能になる他、様々なパワーアップを遂げた「Special Editon」も発売され、本作ではこちらが収録されている。