Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~(Nintendo Switch 2)のレビュー・評価・感想情報
テーブルトークRPGで臨む脱獄劇は、道具やスキ ル、人間関係、食事、排泄の管理と、やるべきこ との多さと自由度の高さに対して、説明は少なめ。 それが初回プレイ時、無実の罪で放り込まれた刑 務所生活のアウェー感を高める効果に。動物キャ ラにすることで視認性を高めたクセ者揃いの囚人 たちの設定も、仲よくなることでそれぞ れの事情が判明し、周回プレイを後押し。 何度も入りたくなる刑務所に。
週刊ファミ通1937号より
刑務所からの脱獄を目指す内容に食指が動くし、 動物たちの個性を活かしたキャラクター性もグッ ド。1回目のプレイはとくに、手探り感が強いけ ど、獄中ならではの制限や理不尽さに悪戦苦闘し ながらも、目的を達成するための手掛かりを見つ けたり、刑務所内での立ち回りかたを知っていく 過程がおもしろい。ダイスによる成否判 定も緊張感を生みます。日本語のボイス が実装されているのも好印象。
週刊ファミ通1937号より
囚人として1日をどう過ごすか、1日1日をどう積 み重ねるか。脱獄までのプロセスがプレイヤーに 委ねられ、いろいろ制限のあるなか頭を働かせて 自由にやれるのがいい。個性的な囚人や看守たち と関係を築くのは一興だけど、UIや冗長な会話も あって、少々面倒に感じることも。知り合い、行 動範囲、スキル、お金が互いに関与しなが ら増加し、それにともなってできることも 拡大していく感覚がおもしろい。
週刊ファミ通1937号より
主人公のステータスから、収入源の確保、日用品 の消費度合いまでをこと細かに管理しながらの調 査活動は、舞台設定的に妥当とはいえ、やや窮屈 な印象。画面はゴチャゴチャしていますが、各情 報へのアクセス自体は良好です。50人近くの受刑 者とのやり取りがさほど苦にならないのは、鳥獣 戯画化された各キャラの存在が直感的で あることと、シナリオテキストに冗長さ がないことが大きいかなと。
週刊ファミ通1937号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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