特定のレースに限定していないため、さまざまな年代のレーシングカーを思う存分に運転できるのがやはり魅力に感じますね。定番モードはひと通り完備していて安心。ワールドランキングでラップタイムを競い合うのは燃えるし、ソロでも十分に楽しめる。アシスト機能がフルにあるわけではないので、マシンごとのクセをつかむまで操作はけっこう難しく感じました。スピン防止機能はありがたい。

週刊ファミ通1858号より

さまざまなマシンに乗り、複数のカテゴリーでのレースをカジュアルな操作感で体験できるのがいい。収録車種はピンポイントなチョイスといった印象だけど、実在のサーキットを走れるのはナイス。ただ、キャリアモードの最初に行うトレーニングでいきなりシビアなコントロールを要求されたり、こちらのことなどおかまいなしに追突してくるAIドライバーなど、調整がいまひとつに感じる部分も。

週刊ファミ通1858号より

実在の名車や、オマージュのマシンによる多彩なラインアップ。レースカテゴリーに縛られないモードがあったりとカジュアル寄りですが、キャリアモードのチュートリアルなど、シビアな面もあるかな。車種にもよるけれど車体が軽く思える挙動で、慣れないうちはフラつきがちな印象。ブレーキすると追従カメラが寄ってしまうのも気になるところ。マルチプレイが手軽にできるのはいいですね。

週刊ファミ通1858号より

ガチガチのレーシングシミュレーターというよりは、比較的アーケードライクに楽しめるゲーム性。UIを含めて全体的に丁寧な作りで、基本操作やコーナリングテクニックなどを習得できるトレーニングモードも充実していて間口は広い。実名の日本車および日本のコースがないのは寂しいけれど、新旧さまざまなマシンが登場する幅の広さは魅力のひとつ。ただ、ときに若干カクつくような操作感は気になる。

週刊ファミ通1858号より