Rising Dusk(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
つい集めたくなるコインを拾わずにガマンさせられるのが風変わり。パズル色が案外強く、ステージによっては厳密な枚数管理をしながら進む必要もあってけっこう燃えました。アイテム収集や隠し道のようなギミックもあるので、くまなく探索したくなりますね。ちょっととぼけた感じのグラフィックがかわいらしく、動きもあってお気に入り。妖怪が多数登場する和風な雰囲気のステージもよかった。
週刊ファミ通1829号より
プラットフォームゲームにおいてコインは取るものという常識に対する逆転の発想がすばらしい。数字が書かれているブロックが、同じ枚数ぶんのコインを拾うごとに消えるようになるため、コインを避けたり、ちょうどいい数になるように拾ったりしながらステージを進む、アクションパズルがおもしろい。コレクション要素もやり応えがある。妖怪を題材にした和風のグラフィックもかわいくていいね。
週刊ファミ通1829号より
コインを取るというゲーマーにしみついたクセをパズルに活かす、その発想がすごい。所持コインの数によって足場が消えたり現れたりするルールはすぐ飲み込めるものの、うっかり取ってしまうこともあって、妙な緊張感が持続。コインを取るべきか、取るならいつかと悩むのも醍醐味ですね。ステージは多彩だし、ボス戦や遊び心のあるエリアもあるのがイイ。妖怪のいる昔の日本風の世界もいい味わい。
週刊ファミ通1829号より
所持コインの枚数によって、足場が消えたり出現したり……どのタイミングでコインを取るか、あるいは取らないかといったパズル性が大きな魅力。アクションはシンプルで移動とジャンプのみだが、細部まで練られたレベルデザイン、さらにアイテム収集要素などによって、とても遊び応えがあるゲーム性に。ボス戦を含めた各種ギミックも凝っていて新鮮。さりげなく、BGMや効果音がいいのもポイントのひとつに。
週刊ファミ通1829号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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