「東方蒼神縁起V」&「東方幻想魔録W」ダブルパック(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
ファミ通公式Nintendo Switch
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6

『V』も『W』も、1990年代風の王道RPGをリスペクトしたバトルが『東方Project』の多彩かつ豊富なキャラたちで展開。陣形や技などの要素は共通しつつ、2作品で“キャラの個性と組み合わせを活かした”異なるテイストのバトルが楽しめるのがすてき。一方、1990年代テイストのフィールドの視認性は現代寄りであればとも。プレイ時間やキャラ数がボリューミーとは言え、価格はやや割高に感じるかな。

週刊ファミ通1807号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

両タイトルともレトロスタイルのRPGで、ちょっと洗練されていないように感じる部分もあるが、ボリュームたっぷりでやり応えがある。戦闘も敵の特性に合わせて戦略を考える必要があり、じっくり遊べます。『東方Project』シリーズから多くのキャラが登場するにぎやかさに加え、原作シューティングゲームの曲がアレンジされて使われているのも、ファンはテンションが上がるかと。

週刊ファミ通1807号より

くしだナム子
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

同人色全開の仕上がりが魅力的。過去にレビューしたPS Vita版に比べ、画面切り換え時などのテンポが改善され、快適に遊べました。基本的にはオーソドックスなRPGですが、戦闘はハードで、攻略のし甲斐があるとも小難しいとも感じられます。ドットで描かれた『東方』キャラは、ひと目で誰かわかる表現力にして表情豊か。この作品オリジナルのキャラも散見され、プレイヤーによって好みが分かれそう。

週刊ファミ通1807号より

戸塚伎一
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

幻想郷住人たちの愛らしいドットアニメ&濃厚な茶番劇を楽しみたい人にはたまらないダブルパック。シューティングゲームをイメージした演出や、何でもアリなグラフィック世界が特徴的ですが、RPGとしては質実剛健な印象。敵ごとに対策をとらないとダメージがまったく通らない場面も多く、物語を楽しむためには、深い部分でのシステム理解が必要です。場面とのマッチ度はさておき、BGMは名曲揃い。

週刊ファミ通1807号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.7

PS4やPS Vitaで発売された『東方Project』の二次創作作品。おなじみのキャラクターたちでパーティーを組み、幻想郷の危機に立ち向かうストーリーが2部作で展開する。

発売日
2023年7月27日
価格
5,980 円+税
ジャンル
RPG / アドベンチャー
メーカー
メビウス
関連サイト
公式
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