帰ってきた 名探偵ピカチュウ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ポケモンが存在する世界で彼らの能力を借りて調査するのは『ポケモン』好きとして興味深く、おもしろかった。おっさんピカチュウとのコミカルな会話も◯。推理パートは手厚いサポート付きなので、誰でもクリアーできる難度。一定数いるネタバレ上等な層に向けた“つまみぐいモード”の実装には驚きました。前作から続く因縁が決着するのはうれしいけど、謎解きは少し物足りなさを感じたかな。
週刊ファミ通1821号より
今作でも、話しかたや仕草がおっさんのピカチュウがチャーミング。人間とポケモンが共生している街の空気感もステキ。証言や証拠を集めて事件の推理をするのは、オーソドックスな仕組みだが、ときにはピカチュウが特定のポケモンたちに乗って、彼らの能力を活用しながら調査を行うのが楽しい。ヒント機能があるほか、推理パートで正解のマークを表示させる設定も可能で、誰でも安心して遊べます。
週刊ファミ通1821号より
今作でも、ピカチュウのかわいらしい見た目とオッサンな声とのギャップがクセになる味わい。街ではポケモンの生態を垣間見られるのが楽しいし、事件の調査で彼らと協力する場面が増えているのもいいですね。謎解きはピカチュウの導きもあってやさしめ。エピソードを選べる“つまみぐいモード”は便利ですが、使わずともお話はテンポよく進められる印象。全体のボリュームはもう少し欲しかったかな。
週刊ファミ通1821号より
“シネマティックアドベンチャー”の名の通り、前作同様、映画(物語)を体験するような構成。謎解きなどの選択肢はあるけれど、不正解を選んでもペナルティーはなし。ヒント機能や正解表示機能といったサポートも充実し、誰もが最後まで楽しめるようになっている。ゲーム慣れしている人にとってはシステム的に物足りなさも感じるかもしれないが、テンポよく進む展開は秀逸でストレスを感じさせない。
週刊ファミ通1821号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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