Apsulov: End of Gods(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
北欧神話由来の世界とSFが融合したような設定がユニーク。薄暗い場所や気色の悪いキーアイテム、さまざまなクリーチャーと、案外ホラー味の強い要素も満載で怖さも感じますね。謎解きをして脱出を目指すのが基本で、いろいろと機械の腕を駆使するのが楽しい。ステルス要素はさほどシビアではなく、途中から攻撃も可能なので遊びやすい部類。攻撃できない局面では心臓バクバクの緊張感です。
週刊ファミ通1866号より
北欧神話を題材にしたSFホラーというのが珍しく、興味をそそる。“超視界”の発動時にのみ見える情報をヒントに、パズルやギミックを解くのも、簡単ではあるけどおもしろみがあります。ホラーとしては、多少びっくりさせられることはあっても、怖さのレベルはそれほど高くはない印象。やたらと通気口を通らされたり、若干うんざりしてしまう場面があるので、構成にもうひと工夫欲しいところも。
週刊ファミ通1866号より
北欧神話を題材にした作品で、神秘的な力やギミックがありつつも、舞台は現代的なラボのような場所という取り合わせが、独特の世界を生み出しています。オプション設定としてゲーム酔い対策機能が備わっているけれど、潜入がメインで狭い通気口を通る場面が多いせいか、酔いやすいかな。また、回復アイテムなどはワンボタンで使用できればよかった。ボリュームに対して少々割高な印象です。
週刊ファミ通1866号より
北欧神話とSFが融合した独特の世界観は、見た目にとても新鮮。謎解きはそこまで難しくはなく、どちらかというとフィールド内を歩き回って、その雰囲気を楽しむ作り。序盤は攻撃手段がないので敵から逃げるだけ。ステルス要素は若干大味で、お化け屋敷をずっと歩いているような印象も。先に進むとギミックは増えるが、同じような場所を行ったり来たりすることが多いので、多少冗長には感じる。
週刊ファミ通1866号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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