ディズニー世界をメトロイドヴァニアスタイルで冒険できるとは！　同じアクションでも異なる四者四様の動きを含めたキャラの一挙手一投足、オリジナル声優のボイス、色とりどりのステージ、そしてオーケストラ演奏による音楽など、全部がリッチ。バトル少な目で、ジャンプアクションがメインのステージ構成もディズニーのやさしい世界にマッチ。隠れミッキーやコレクトアイテムもすてきです。

週刊ファミ通1810号より

ちょっとレトロ感がありつつ、新鮮味も感じるキャラクターデザインがステキ。新たな能力を獲得して探索範囲を広げていく構造だけど、まだ行けない場所は丁寧に教えてくれるうえ、特定のアクションを使うところは対応するアイコンがマップに表示される親切設計で、迷わず遊べます。最大4人で協力プレイができるのもいいし、同じ能力でもキャラクターごとに使う道具が違っていたりと、芸が細かい。

週刊ファミ通1810号より

ファミリーで安心して楽しめる模範的な作り。ハグをしてハート（≒体力）を贈るなど、協力プレイだけに用意された特別なアクションが場を盛り上げます。アニメーションライクな動きをする、クラシックな絵柄のミッキーたちに目が釘付けに。ただ、背景や演出は、映像の魔術が期待より控えめでした。ムダにウロウロさせられることのない、よく練られたステージ構成で、探索のモチベーションをキープできます。

週刊ファミ通1810号より

ちょっとした地形物も「こんなふうに反応してほしいな」という期待を裏切らないリアクションをしてくれる、アニメーションの根源的な魅力が詰まった一作です。徐々に新能力を獲得していくタイプの探索アクションとしてはなかなか硬派な作り。タイトな連続アクション操作が要求される場面も少なくありませんが、初見で十中八九ダメージを受けるような、レベルデザイン面での意地悪さはありません。

週刊ファミ通1810号より