ドラゴノーカ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ドラゴンの背中を丸々フィールドにして牧場&村作りを行うスケールの大きさにびっくり。ゆっくり世界を移動するドラゴンの行き先を管理して、襲ってくる巨人をかわしたり、天候効果が高い場所を目指したりするリアルタイムストラテジー要素が、牧畜、農業、住人との交流といったスローライフに、本作ならではの独自性と刺激をプラス。コツコツプレイだけではなく刺激も欲しい、という人に。
週刊ファミ通1780号より
巨大な竜の背中に村を築いて生活を営む世界設定と、それを反映したゲームシステムがおもしろい。住人を招き入れて村が発展するとともに、できることも拡張される構造により、楽しさも大きくなっていくので、ハマれば時間を忘れて没頭できる。一方、導入部の説明はあまり丁寧ではなく、自分でやってみて理解し、覚えていく作りのため、クラフト系の作品に慣れていないと、とっつきにくいかも。
週刊ファミ通1780号より
積極的に関与できる村の発展と、あまり干渉できない外界からの影響とで、つねに変化のある毎日の積み重ねに飽きがきません。地上を移動している竜の背中に村がある、という設定がユニークで、ほかの竜や魔獣との関わりがアクセントに。操作は少々慣れが必要で、説明が不足気味な部分もありますが、運営シム経験者なら問題なさそう。村人との交流、材料集めにクラフトと、お楽しみがいっぱいです。
週刊ファミ通1780号より
あくまでもプレイヤーの裁量で状況が進む、ゲーム進行のゆるさが心地よいです。アフォーダンスに則った情報が充実しているので、“自分だけの物語”を想起する楽しさも存分に味わえます。UIはやや煩雑ですが、レスポンスの小気味よさのせいで気になりません。竜(国土)どうしの接近・バトル要素が、村を発展し尽くしたうえでのチャレンジとして存在しているので、穏健派(?)プレーヤーも安心です。
週刊ファミ通1780号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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