アローン・イン・ザ・ダーク(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
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8

見た目は現代風ですが、どちらかと言えばパズル色が強めなためクラシックなタイプですね。心理的に揺さぶられるような不気味さが各所で感じられ、雰囲気は十分。闇の世界ではそれがより顕著で、暗きものとの戦いがいい刺激になります。日本語音声対応で資料なども読み上げてくれるのは字幕を追わずに済むので助かりました。開発者コメンタリー(※)は興味深いけど、日本語自体に非対応で残念かな。

週刊ファミ通1844号より

ジゴロ☆芦田
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7

グラフィックの質は高く、舞台となるデルセト屋敷や不気味な世界の雰囲気はばっちり。探索を手助けするヒントやハイライトを表示させる機能があるのも助かる。ボイスは日本語の吹き替えが選べるのもうれしい。一方で、唐突な場面の変化や、描写不足気味の会話の流れなどにより、ダークな物語に引き込まれるというよりは、置いてけぼりにされてしまうことも。バトルは動きが若干もっさりかな。

週刊ファミ通1844号より

梅園ウララ
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8

洋館のいわゆる表と裏の世界を行き来するだけでなく、別の街などを描いた精神世界のような場所に飛ばされたりと、先の読めない展開に翻弄されますね。どの場面でも「何となく不気味」という印象がずっと続いています。戦闘システムはまだ洗練の余地がありそうですが、戦闘よりも謎解きの比重が大きいのは、パズル好きとしてうれしいポイント。ヒント機能が柔軟に設定できるのもいいですね。

週刊ファミ通1844号より

ローリング内沢
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8

1992年に発売された同名作品のリメイク。オリジナル版特有の“固定カメラ&ラジコン操作”というスタイルではないものの、雰囲気や世界観は踏襲。かなり古典的な作りではあるが、戦闘やパズル要素などが丁寧に楽しめるバランスのよさが◎。主人公のグラフィックを原作風の粗いポリゴンに変更できたり、ゲーム内の各所で開発者によるコメント(英語だが!)(※)が聞けるのは原作ファンにはうれしい仕掛け。※開発者コメンタリーは追加コンテンツDLCです。

週刊ファミ通1844号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.7

1992年に発売されたサバイバルホラーゲームを新たな設定やストーリーで“リ・イマジネーション”。ふたりの主人公からどちらかを選び、怪異が潜む不気味な屋敷を探索する。

発売日
2024年3月20日
価格
6,900 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
THQ Nordic
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