UNDYING(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ゾンビがはびこる世界でのサバイバルだけなら定番設定ですが、子連れというのがユニークでいい。母親の感染が進むなかで、息子に技術を教え込み成長させていく要素もおもしろかったです。親子がどんな結末を迎えるのかにも興味をそそられました。徐々に範囲が広がる探索は、つねにドキドキ。素材類の物色も楽しめましたね。ただ、逐一“息子に教えるボタン”を押す必要があるのはわずらわしいかな。
週刊ファミ通1860号より
ゾンビに感染させられてしまった母が、息子を守り、生きる術を教えながらクラフト&サバイバルを行うコンセプトが秀逸。息子にスキルを習得させることで、できることが増えて頼もしくなっていくのも、愛おしさが強まる要因に。ほかの生存者と出会ったときなど、どのような決断をするか悩まされるのもおもしろいポイント。レビュー時点では不具合がちらほらあるので、修正を期待したいところ。
週刊ファミ通1860号より
終末の世で徐々にゾンビ化していく母親が、幼い息子に生きる術を教えていくという構成が切なく、感情移入させられます。食料調達などサバイバル要素に加え、感染による日替わりデバフや、活動時間の縛りがキツめですが、そのやりくりに燃えますね。息子くんが成長していく様子もモチベになります。かなりハマれるだけに、不具合が散見されプレイがままならないことがあるのが惜しい。改善に期待。
週刊ファミ通1860号より
ゾンビに噛まれた母親が人間性を失う前に息子に生き残る方法を教える、というコンセプトがとても斬新でおもしろい。コツコツと物資を集めて設備や武器などを息子に教えながらクラフトしていく工程は“親子の物語”が垣間見え、単純作業ではあるがドラマ性を感じる。ただインベントリ管理が煩雑だったり説明不足感が目立ったりと、少々の遊びにくさも。コンセプトはいいが、それなりのストレスも感じる。
週刊ファミ通1860号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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