超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
操作キャラをボタンひとつで切り換えて連続攻撃をくり出すチェインバトルが爽快。ライト層は力押しで、上級者は自分だけのコンボを編み出して戦うという、幅広いスタイルで遊べるのもイイね。“ディスク”作成でアビリティを作るシステムもバトルが楽しいから、待ち時間がワクワクするものに。戦闘がテンポよく、爽快かつド派手に進められるからこそ、ダンジョン探索パートがやや地味目に感じる部分も。
週刊ファミ通1741号より
久々に女神候補生たちが主役なのが、ファンには喜ばしいかと。キャラの3Dモデルが一新されて、かわいさがアップしているのも実感できる。リアルタイムで進行するアクション寄りになったバトルは、爽快感がもっと欲しいところもあるけど、シリーズ過去作から様変わりしたシステムで新鮮。タイムリープをくり返す壮大なシナリオが興味をそそるし、豊富なパロディーネタにはニヤリとさせられます。
週刊ファミ通1741号より
質感の高いモデリングのヒロインたちは、フィールドを走る姿も敵と戦う様子もチャーミング。装備したアクセサリーなどが見た目に反映されるのもうれしい。RPGとしてのマップは必要以上に広い印象ですが、彼女たちの容姿やアクションを愛でる場として成立。連携にキャラどうしの絆を感じる戦闘も心地よいです。イベントシーンでの表情豊かな立ち絵然り、キャラゲーとしてのツボを押さえた作り。
週刊ファミ通1741号より
ダンジョン探索パートの、構造や謎解きのおもしろみは控えめ。カジュアルな目押しでコンボをつなぐ戦闘シーンの小気味よさが、辛うじてモチベーションになります。ゲーム(支援アイテム)の開発や、コンボ技のカスタマイズは、戦局を激変させるわけではないものの、いろいろ試したくなる多様性があります。ここ数年のゲーム業界周辺ネタが詰まったパロディー設定の数々に、歳月の流れを実感できますね。
週刊ファミ通1741号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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