ラビィとナビィの大冒険(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
古きよき3Dアクションゲームの片鱗を随所に感じる仕上がり。脱力系の見た目とは裏腹に難度は高めで、とくにミニゲームが激ムズです。しかし、クセになる魅力はあって、やられてもリトライしたくなるから不思議。能力を駆使しつつギミックを解いていくところが楽しいですね。ただ、ローリング時の攻撃判定がわかりにくいのが気になる。つねに付き従うならナビィの活躍がもっと見たかったな。
週刊ファミ通1721号より
メルヘンチックなかわいらしいムードで、ユニークなキャラたちのセリフにもくすっとさせられます。NINTENDO64時代の3Dアクションアドベンチャーを思わせるようなプレイ感で、あそこに行けそう、ここに何か隠されていそう、といった期待に応えてくれる構造のステージに、探索意欲が刺激される。攻撃の当てづらさやジャンプの挙動など、アクションに関しては若干気になるところも。
週刊ファミ通1721号より
『バンジョーとカズーイの大冒険』へのオマージュが端々に見られる作品。ころんとしたフォルムのキャラクターに和みます。ふたりプレイ時のナビィ側は攻撃でサポートでき、無敵なのは便利ですね。ただ、操作性やギミックなど、気になる部分が散見されるのがもったいない。キーアイテムがある場所への行きかたを試行錯誤していく探索が中心ですが、フィールドの密度がもっと濃ければ、とも。
週刊ファミ通1721号より
日本ゲーム大賞2020のU18部門で金賞を受賞しただけあって、学生作品としてのクオリティーは非常に高い。探索&謎解きの仕掛けが上手に盛り込まれており、また個性溢れるキャラたちは魅力的でセリフ回しも気が利いている。とはいえ、もっさりとした操作性にストレスを感じることが多く、細部も含め商業作品としてはもうひと声な印象。マップ機能やヒントはないので、攻略は総当たりになりがちな面も。
週刊ファミ通1721号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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