ゼルドナーエックス2 〜ディフィニティブ・エディション〜(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
つぎつぎとくり出される敵の波状攻撃に、ステージの疾走感が加わり、息をつかせぬ戦いが展開。攻撃の切り換えがスムーズに行え、状況に合わせて戦う醍醐味も味わえる。弾幕系まで行かない敵の攻撃で、戦闘自体は万人向けの作り。その一方で、ひと桁のダメージ表示、きびしめなランク評価やアンロック条件など、硬派な部分も。プレイヤー自身が緩急をつけられるボム系攻撃がもう少し使いやすければ。
週刊ファミ通1667号より
1990年代の横スクロールシューティングのプレイ感を思わせる仕上がりが、いい感じ。“チェーンリング”を集めてゲージを溜め、アイテムを出現させるシステムは、弾のムダ撃ちを抑えることでアイテム取得の機会が増える仕組みが一風変わった要素になっています。ランクが変動する仕様も、やり甲斐となるポイント。ライフが多めで撃墜されにくいものの、自機が大きく、弾幕を避けるのにやや窮屈さも。
週刊ファミ通1667号より
正統派横シューの系譜を忠実になぞらえつつ、小さな独自ルールを散りばめて個性を打ち出したゲームデザインに好感。交戦中にもショットを自由に切り換えられる点や、一定の条件を満たし続けてアイテムをゲットする仕組みなどにより、ちょっとした戦略性がもたらされています。プレイヤーの腕に応じて敵の数が増減するシステムが、ビギナーにはクリアーを、上級者にはハイスコアチャレンジを応援。
週刊ファミ通1667号より
自機の挙動に癖がなく、パワーアップも景気よくできるので、「ちょっとひと撃ち」と遊ぶぶんには申しぶんない内容。難易度によって敵の攻撃パターンが変化するのもいいですね。武装やステージのアンロック条件がなかなかきびしく、ステージ単位での考察・やり込みが必須になる点は好みの分かれるところ。プレイステーション3/PS Vita版でやり込んだ人は、あえて再挑戦するほどの追加要素はないかも。
週刊ファミ通1667号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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