Sniper Elite 4(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
狙撃に特化したミッションが刺激的で非常におもしろかったです。広いマップを自由に移動可能で、敵の数や狙撃地点などを下調べし、複数ある目標をどう攻めていくか考えていると気分は完全にスナイパー。環境を使ったキルや騒音によるサウンドマスクを利用しての素早い狙撃といったシチュエーションも燃えますね。難度を下げれば爽快さを感じるレベルまで狙撃が容易になるのもありがたい。
週刊ファミ通1670号より
箱庭的な広いマップで、敵やロケーションを観察しつつ、自分なりに攻略手段を考えて各目標を遂行していくのが、没入感があっておもしろい。弾丸が骨や臓器を砕く様子をスローで描写する“キルカメラ”も爽快。ひとつのマップをクリアーするのにそれなりの時間が掛かるけど、任意のタイミングで途中セーブができるので安心して遊べます。対戦のほか、キャンペーンを協力してプレイできるのもナイス。
週刊ファミ通1670号より
広いマップ上から標的を見つけ出して狙撃ポイントを探るのが楽しく、これぞスナイパーの真骨頂。ただ、発砲音への対処も必要なため、隠密に行動する場面が増え、接近してのステルスキルのほうが多くなることも。オートセーブが交戦中に入り、そこがチェックポイントとなってピンチからの再開になりがちなのが少々辛いところ。マルチプレイはスナイパーらしく静かなマッチとなるのが特徴的ですね。
週刊ファミ通1670号より
本シリーズの醍醐味である爽快感溢れるキルカメラは健在。狙撃までの下準備をこなし標的を仕留めたときの苦労が一気に報われる。また今作からオープンワールドになったことで自由度が増し、プレイヤーごとに異なる攻略が楽しめるように。敵を誘導する“口笛”や、身を隠せる“草むら”なども追加され、ステルスアクションとしての戦術性が昇華。多少もっさりとした操作は気になるがやり込み甲斐十分。
週刊ファミ通1670号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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