Dirt 5(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
オフロードを疾走するダートの迫力を演出面でパワーアップさせつつ、コーナリングや車体どうしのぶつかり判定などはリアルを追求せず、前作よりもカジュアル寄りなハンドル操作にシフト。レースゲームガチ勢ではない自分は楽しめました。レース場は周回タイプのサーキットコースがメインだが、コースごとの起伏や路面の違い、時間や天候の変化が、ダートならではのレース展開を後押しします。
週刊ファミ通1706号より
前作とは方向性が別物になり、だいぶカジュアルな操作性に。泥水や砂埃を巻き上げてオフロードを爆走するのは興奮するし、レース中に天候や昼夜が変わる仕掛けもグッド。コースを作成して遊べるモードも趣向の違った楽しさを味わえる。多彩な車種とレースイベントが収録されている一方で、ラリーがなくなり、マシンのチューニングもできない点など、ファンにとっては賛否が分かれそうな内容。
週刊ファミ通1706号より
PS5のコントローラを活かした表現がすばらしい。荒れた路面の感触などがフィードバックされ、アーケード寄りのカジュアルな作りと相まって、アミューズメント施設の体感ゲームを思わせるエンターテインメントに仕上がっています。アダプティブトリガーで、段階的なアクセルコントロールなどもやりやすい印象。ダートというゆるいテーマで、バラエティー豊かなカテゴリーやマシンを扱えるのもいい。
週刊ファミ通1706号より
大胆なドリフト走行からの立て直しもピタッと決まる爽快感重視の車体挙動は、まさにアーケードライク。ライバル車のチャージをガンガン蹴散らせるため、レースの駆け引きというよりは美しい景色の中を気持ちよく疾走することに専念できます。ミニゲーム的な“プレイグラウンド”モードは気楽に遊ぶのに申しぶんない内容。コースエディットもしやすく、キャリアモードの平坦さを十分補っています。
週刊ファミ通1706号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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