When the Past Was Around 過去といた頃(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

謎解きは、チェック可能な場所を表示するヒント機能があるため、総当たりの力押し可能な難度。ただ、本作の魅力は謎解きそのものではなく、謎解きに使うアイテムから伝わる“ふたりの関係性”。そしてそれらのアイテムについてセリフで説明せず、シーンと音楽だけで見せるからこそ、よりプレイヤーの感情に響くものに。1990年代の少女マンガ的なタッチのイラストも“喪失と再生”の物語に合っています。

週刊ファミ通1674号より

ジゴロ☆芦田
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8

謎解きをしながら進めていくシンプルめなポイント&クリックアドベンチャーだが、雰囲気や温かみのあるイラスト調のグラフィックがとても魅力的。セリフや言葉では語られないストーリーは、切なくも前向きになれるような心に染み入る余韻をもたらしてくれる。印象的なメロディーもナイス。コントローラでプレイしていると謎解きに関する操作で気付きにくいものがあるのは、ちょっと気になった。

週刊ファミ通1674号より

くしだナム子
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9

極めてシンプルでストレートなお話ですが、それだけに普遍性が高く、老若男女を問わず共感を呼び起こす力を持っています。オシャレでいてぬくもりのあるイラストと、静けさが想像力を喚起するサウンドが形作る作品世界は、寂しくもハートウォーミング。フクロウ顔のパートナーの感情表現がチャーミングです。ポイント&クリックのオーソドックスなシステムも、仕掛け絵本のようで作品性にぴったり。

週刊ファミ通1674号より

戸塚伎一
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8

とある女性が思い出をたゆたう過程を通して、世界が“兆し”に満ちていることを実感できます。重要なテーマである“音楽”が視覚・聴覚両面で繊細かつインタラクティブに表現されているため、小さな物語に愛しみを覚えます。テキストで明示されるヒントはありませんが、脱出ゲームとしての難度はほどほど。攻略支援系の機能は実装されていないので、メモの手書きなどの手間さえいとわなければ。

週刊ファミ通1674号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.2

最愛の人を失った女性が過去に向き合い、悲しみを克服していく過程を描く。セリフなどのテキストは一切表示されず、記憶を再現したパズルや演出などで物語が展開する。

発売日
2020年12月17日
価格
809 円+税
ジャンル
アドベンチャー / パズル
メーカー
コーラス・ワールドワイド
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