英雄伝説 創の軌跡(はじまりのきせき)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

シリーズキャラ集結で、ファンなら盛り上がる展開に。操作キャラが多くなると主力以外が埋もれがちになる問題を解消しつつ、物語のおもしろさを一段階上げるクロスストーリーのシステムがステキ。サブストーリーも充実しており、まさに“ストーリーRPG”という物語のボリューム感。一方の戦闘は、序盤からど派手な技をくり出せるのがいいね。それでいて育成要素も充実しており、手応えも感じます。

週刊ファミ通1655号より

ジゴロ☆芦田
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8

3人の主人公の視点で展開するクロスストーリーは、物語がどうつながっていくのか期待が高まる構成。イベントシーンの見せかたや戦闘など、前作の『閃の軌跡Ⅳ』から大きくは変わっていない印象だが、ファンは安心して遊べるかと。やり込み要素の“真・無幻回廊”や遊び心のあるミニゲームも○。“高速スキップモード”で戦闘も移動もイベントも高速化できるのは、サクサク進めたい人にはありがたい。

週刊ファミ通1655号より

くしだナム子
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8

シリーズのフォーマットを踏襲し、丁寧にまとめられた仕上がりに好感。新鮮味に少々欠ける面はありますが、システムの洗練度が高い。仲間との絆が感じられる物語や戦闘をはじめ、いろんなお楽しみ要素を、快適かつスムーズに遊び尽くせます。主役級のキャラが大勢いることもあって、“クロスストーリー”で登場作品別にある程度振り分けられているのは、混乱を防ぎつつ各キャラを立てるよい仕組み。

週刊ファミ通1655号より

戸塚伎一
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9

歴代主要キャラがつぎつぎと登場し、パートボイスながらしゃべるさまはただただ豪華。過去作(とくに『閃の軌跡Ⅳ』)で築いた人間関係ありきで進む一連の会話は、シリーズ初見ではきびしいものの、ずっとプレイしてきた人が感慨に浸れるエピソードが満載です。RPGとしては、戦術やスキル構成に徹底的にこだわれる側面と、ひたすらイージーに遊べる側面がそれぞれにエスカレートした、ユニークなバランスです。

週刊ファミ通1655号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.2

『軌跡』シリーズ最新作は、帝国全土を襲った厄災後の荒廃した世界が舞台。みずからの信念を胸に行動する3人の主人公を任意で切り換えながら、ストーリーを進行させる。

発売日
2020年8月27日
価格
7,800 円+税
ジャンル
RPG
メーカー
日本ファルコム
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