アンセスターズレガシー(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
中世の残酷な戦争を再現したバトルに、すごく興味をそそられました。国やキャラを変えて多数のシチュエーションを体験でき、合間に挿入される物語のおかげで、がぜん気分も盛り上がります。偵察に出るなど、バトル一辺倒じゃないのもいい。ただ、ちょっと操作がしづらく感じました。視点カメラを大きく引けないため、近場のユニットをまとめて選ぶ機能も、あまり効果を発揮できていない気が。
週刊ファミ通1619号より
ひとりひとりが違う動きをして戦う様など、リッチなグラフィックで戦場が描かれるのが○。最大ズームの状態で見ると、迫力や臨場感がすごい。兵士たちの雄たけびや血なまぐさい戦いの空気感にも、思わず興奮します。部隊に対してもう少し細かく指示を出せれば……と思うところも若干あるけど、待ち伏せや奇襲といった攻撃の仕掛けかたやタイミングなどが重要になる戦闘は、緊張感があって楽しい。
週刊ファミ通1619号より
あまりなじみがないヴァイキングや、欧州諸国の戦いを垣間見られるRTS。部隊ごとに指示していく軍勢バトルでありながらも、個々の兵士のアクションがリアルで、臨場感が出ています。敵を倒すだけでなく、略奪や火計&破壊もシステムとして組み込まれていて、凄惨さもあり。混戦時に、部隊のカーソル選択やボタンによる切り換え操作が思い通りにいかない場面もあり、もどかしく感じることも。
週刊ファミ通1619号より
覚えることは多いが、キャンペーンがチュートリアルを兼ねており、指示通りに遊べば最低限のルールがわかる構成。茂みに隠れる、施設に火を放つなどの環境を利用した戦術や、ボタンひとつで兵士たちをズームアップでき、迫力ある戦闘の模様を楽しめるのがいい。戦況によっては弓兵や槍兵が敵に突っ込む大味さや、同志討ちがあるため、細かく指示しようとするほど部隊管理が煩雑になりがちな面も。
週刊ファミ通1619号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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