Orangeblood(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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7

キャラの動きや街のオブジェクトなどのドットの作り込み、随所に仕込まれた小ネタが、サイバーパンクな街のカオスな雰囲気を見事に表現。迷いやすい部分も含め魅力に。ハクスラ要素のある装備アイテムは探索を盛り上げる一方、種類が多すぎるので、UIでもう少し整理できればとも。連続攻撃や全体攻撃など、銃をぶっ放して戦う戦闘は爽快感自体は高いものの、BGMなどの演出が少し控えめかな。

週刊ファミ通1661号より

ジゴロ☆芦田
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6

日本のマンガやRPGを意識した作風、キャラ、世界観が、いい味を出している。乱雑な街並などを緻密に描くドット絵のグラフィックもステキで、気分を盛り上げます。銃器を使った戦闘やハクスラ要素も魅力のうちなのだけれど、バトルに関する調整は大味な印象。フォントが読みづらいほか、英語表記の装備品などもわかりにくく、細部がもう少し洗練されていたらよかったのに……と思ってしまいます。

週刊ファミ通1661号より

くしだナム子
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7

興味深い設定と個性的なアートが、強い引力を発生しています。マップにしても会話にしても、ノリノリで独特の表現が炸裂。正直、わかりにくい面はあるものの、エキゾチックでノワールでカワイイ、唯一無二のムードを生み出しています。戦闘が単調になりやすく、レベル上げの作業も必要なため、退屈に感じる時間もありました。装備の名前から性能が想像しにくいため、自動装備コマンドがありがたかった。

週刊ファミ通1661号より

戸塚伎一
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7

お使いミッションが続くメインストーリーは求心力が弱めですが、若気とパロディーに満ちた会話シーンは十分魅力的。視覚情報過多なフィールドをズンズン歩く感覚が気持ちよく、開発ツール由来と思われる階層移動時の若干の手間の多さも許容できます。戦闘はよくも悪くも緊張感に欠ける、雰囲気重視のバランス調整。ドロップや宝箱による報酬のランダム性で、どうにかモチベーションを保てます。

週刊ファミ通1661号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.7

沖縄近海に浮かぶ人工島“ニュー・コザ”を舞台に、刑務所に囚われた主人公と3人の仲間たちが、武器とスキルを組み合わせてギャングやロボットと激しい戦いをくり広げる。

発売日
2020年10月1日
価格
1,817 円+税
ジャンル
RPG
メーカー
Playism
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