Need for Speed Heat(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ストリートで名を上げていく物語は、定番ながらおもしろい。いろいろなギミックが用意された美しい街をドライブするのは楽しく、昼と夜でレース内容を分けているのも好印象。とくに夜は、非合法なレースとして警察がバンバン介入してきて、エキサイトしますね。マシンのチューンアップが非常にわかりやすく、グラフと数値で示してくれるため、知識がなくても強化を実感できるのがうれしい。
週刊ファミ通1617号より
グラフィックが美麗で、エキサイティングなレースは臨場感たっぷり。昼のレースでは賞金を獲得し、夜は“REP”レベルを上げるという、目的が異なる構成もいい。警察の存在は、夜の世界にスリリングな空気感をもたらしていると同時に、手強いがゆえの鬱陶しさも。ファストトラベルが限定的な状況でしか使えず、レースの開始地点などの目的地までクルマを走らせる必要があるのは、ちょっとしんどい。
週刊ファミ通1617号より
昼と夜でレースの目的や危険度が異なり、メリハリが効いている。夜に問答無用で追ってくるパトカーは、これまでにも増して執念深いが、こちらも賞金を没収されまいと逃げるのに必死になるね。街は広大で、のんびりとドライブするのも楽しい。建物や風景も作り込まれているれど、歩行者を見掛けないので、少し無機質に感じるかな。ネオンカラーを使ったメニューデザインや、ロード中の演出がオシャレ。
週刊ファミ通1617号より
昼は公認レースでお金を、夜は違法レースで経験値をそれぞれ稼ぐという二重構造。昼夜で街の顔がガラリと変わるグラフィック演出がすばらしく、真っ昼間の晴天でかっ飛ばす解放感、雨の夜に反射する街のネオンの美しさなど、さまざまな魅力が味わえる。成り上がり系のストーリーは明快で、クルマの操作も比較的カジュアルなので、間口は広い。警察の追跡はかなりハードながら、ヒリヒリ感が味わえる。
週刊ファミ通1617号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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