MotoGP 19(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
バイクならではの、路面が迫り来る迫力に、エンジン音が疾走感をもたらし、さらに研ぎ澄まされた走りを実現。難度が高めで、チュートリアルも充実しているとは言えないが、コーナーでのわずかな隙を突いてライバルを抜けるようになると、俄然走るのが楽しくなってきます。レジェンドライダーも登場する“歴史チャレンジ”モードや、充実のカスタマイズ機能など、バイク好きがより楽しめる作りも○。
週刊ファミ通1610号より
“キャリア”モードに、より本格的でシビアな“プロキャリア”が加わって、やり応えがアップ。反面、前作にあったチュートリアルモードがなくなり、シリーズ経験者に向けた作りになった印象も。さまざまな年代の名場面を追体験できる“歴史チャレンジ”モードの追加はうれしい。“MotoE”が収録され、電動バイクでのレースも楽しめるのは、新鮮味があって○。電動ならではのモーター音も気持ちいい。
週刊ファミ通1610号より
今シーズン版で遊べることに感謝。さらに本作には、MotoGPの前身であるGP500が収録され、本編より夢中になっちゃいました。ライダーで言えばレイニーにシュワンツ、ドゥーハン、マシンではYZR500やNSR500、RGVガンマが登場し、ファミコン世代のバイク好きには刺さるはず。プレイフィールは、前作からそこまで大きな進化は感じられない印象。グラフィック面でも、もう少し向上の余地がありそう。
週刊ファミ通1610号より
コーナーでの減速→加速のタイミングが、ほかのレースゲームと比較しても独特なため、ゲームが要求する腕前に到達するまでがひと苦労。サポートの“ライディングエイド”を駆使しても、わかりやすい爽快感を得るのは難しそうです。記号配置型のグラフィックエディタは、痛車風ステッカーも十分作れるゆとり仕様。それだけに、ニンテンドースイッチ版がオンラインプレイ非対応なのがよけいに残念。
週刊ファミ通1610号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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