Cytus α(サイタス アルファ)(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
収録曲がすばらしく、イージーモードでは、判定の適度な甘さも手伝って、いい気分に浸れます。曲数的にも大満足。グラフィックのセンスも◎。タイミングを示す“スキャンライン”が上下を往復するのがユニークだけど、画面端にノーツがあるとき、折り返す前後のどちらで押すかで意外と迷いがち。ノーツがより判別しやすいとありがたかった。イージーとハードの難度差が極端なのも少し気になりました。
週刊ファミ通1588号より
センスのよさを感じさせるデザインや楽曲がステキ。ノーツの色で判別は可能だが、スキャンラインが上昇するときに押すノーツと、下降時に押すものが混在したりすると、ちょっと混乱させられる。だが、そういったところも含めてやり応えになっていて、リズムに乗ってノーツを華麗にタップできると、じつに気持ちいい。タッチ操作が前提の設計ながらも、ボタンでの操作にも対応しているのは親切。
週刊ファミ通1588号より
定番から意外性のあるものまで、収録楽曲のジャンルが幅広い。画面を上下に往復するラインの動きに、最初はちょっと戸惑ったが、タイミングの判定は比較的やさしめ。タッチ操作向きながら、Joy-Conでのボタン操作は、自分の手の影が気にならないというメリットも。楽曲選択画面などのUIは、スタイリッシュなデザインの反面、若干わかりにくく、画面上のボタンも押しづらいところはもったいない。
週刊ファミ通1588号より
操作はタップ、ホールド、ドラッグの3種類でシンプルだが、ノーツのデザインがどれも似た感じなので、慣れるまでは戸惑いやすいか。また、ノーツは色分けされているが、視認性がもうひとつ。曲が、上下に動くラインに合わせて進行するが、上下どちらに動くときに操作するノーツなのかがわかりにくいのは難。そうした点を含めて、“初見殺し”の譜面が多い印象も。ボリュームはあって、やり込み甲斐は十分。
週刊ファミ通1588号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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