STARFIELD(Xbox Series X)のレビュー・評価・感想情報
周回時のサプライズも含めて物語の変化や徹底した作り込みには脱帽。ゲーム外で情報収集しつつ遊んでなお「そんな便利な方法があったのか」と毎日新たな発見があるくらいの物量もすさまじい。手触り自体は『フォールアウト4』などと近いものがあり、新鮮な驚きは控えめかな。周回して楽しみたい要素が満載な反面、基本的に身ひとつしか引き継げない点には涙。公式MODサポートは希望になりますね。
週刊ファミ通1817号より
世界観の作り込みがすばらしく、SFファンにはたまらないはず。『フォールアウト』シリーズなどと同様、自分が取る行動やNPCとの会話で多彩な選択ができるのが、大きな魅力。キャラメイクでユニークな“特徴”を3つ選べるのも、プレイヤーごとの物語を体験できるひとつの要因に。銀河を股に掛けるスケール感がすごいけど、各エリアをシームレスに移動できたらな……という気持ちも。
週刊ファミ通1817号より
懐かしいSF映画やゲームの香り漂う作品。ミッションや会話のボリュームはすさまじく、日本語ボイスなのもうれしい。物語はアッサリな印象だけれど、出会う人々を宇宙船のクルーに勧誘できるのがいいね。宇宙船を乗り換えたり、カスタムするのもロマン。ただ、惑星探索での移動が不便だったり、同じような地表の星が見られるのは少し残念。便利な機能はありつつも、わかりづらいUIが惜しい。
週刊ファミ通1817号より
細部まで描き込まれた各種オブジェクトは未来的すぎず空想的すぎず、本物らしいデザインに。そんなビジュアルの数々が圧倒的な臨場感を生み出している。広大な宇宙でどう生きるかはプレイヤー次第。ミッションや会話分岐など、その選択肢の多さは圧巻。ベセスダ作品をプレイしたことのない人はUIを含めて煩雑に感じるかもしれないが、自由すぎる宇宙探検の期待感がそれを払拭してくれるはず。
週刊ファミ通1817号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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