GUNGRAVE VR(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
久しぶりのシリーズ新作、しかもPS VR専用のガンシューティングという意欲作。二丁拳銃と武装棺桶を操る主人公や、独特の世界観は、いまも魅力的! 視点移動で照準を合わせられ、狙いをつけやすいが、そのぶん敵の攻撃が激しく、ガンシューティングとしての難度はやや高め。ステージ開始前のロード時間は、長めに感じられた。キャラのモーションがもう少し滑らかだったら、もっとよかったな。
週刊ファミ通1518号より
やや大袈裟ながらも、派手なアクションで二丁拳銃を撃ちまくって敵を倒すのは気持ちいい。銃をオーバーヒートさせないための“クーリング”や、棺桶での近接攻撃も、戦闘のいいスパイスに。敵の弾は遅めで、よく見ていれば避けやすいものの、いちばん難度が低い“ノーマル”でも敵が堅くて、きびしめのバランス。硬派なアクションといった手触りだが、より手軽に楽しめる難度も用意されていれば、とも。
週刊ファミ通1518号より
グレイヴの渋い背中と銃さばきがとにかくカッコイイ。必殺技はもちろん、システムにおいても重要な銃の冷却のアクションもクール。視点切り換えは、角度が段階的に変わるタイプで、敵の背後に回り込む際などにはやや不便。ステージは序盤から難度が高め。敵が硬くて四方から攻めてくるので、“バレットタイム”と回避の使いどころが重要だね。チェックポイントの間隔がもう少し狭いとうれしかった。
週刊ファミ通1518号より
VRヘッドセットを動かしての照準合わせは、直感的かつ新鮮なプレイ感覚。スタイリッシュなガンアクションは、目でも楽しませてくれる。反面、右スティックでの視点操作が、向きが30°ずつ切り換わるというクセのあるもので、一般的なFPSやTPSに慣れていると少々遊びにくいか。また、攻防の駆け引きが味わえて、遊び応えもあるが、敵がかなり硬くて難度が高い。作業的な戦闘になる場面も多め。
週刊ファミ通1518号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。