うたわれるもの 散りゆく者への子守唄(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報

ジャイアント黒田
ファミ通公式PlayStation Vita
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9

オリジナルは10年以上前の作品ながら、緻密に作り込まれた設定のもと、個性豊かな登場人物たちが織り成す壮大な物語は、いま体験しても秀逸で心が揺さぶられる。声優陣の巧みな演技も際立ちます。続編の楽曲をふんだんに使った“スペシャルエクステンデッドモード”は、このシーンでこの楽曲が使われるのかと、感慨に浸る楽しみも。特典の音楽観賞で、もともと収録されていた作品が表示されるのも親切。

週刊ファミ通1533号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式PlayStation Vita
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8

3部作の1作目が、2、3作目と同様のシステムで遊びやすくリメイクされたのがうれしい。戦闘は、3Dのグラフィックで見栄えがよくなり、手順を巻き戻すこともできるので、シミュレーションRPGが得意ではない人でも安心してプレイできる。演出面にもこだわりが感じられるほか、BGMに『偽りの仮面』と『二人の白皇』の曲を交えるモードが選べるのもいい仕様で、いろいろなシーンが思い起こされます。

週刊ファミ通1533号より

くしだナム子
ファミ通公式PlayStation Vita
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8

戦乱の大地で、気立てがよく愛嬌ある女の子たちと、頼もしく清々しい男衆が織り成すドラマに惹かれます。戦闘は、ユニットごとの行動終了までの流れなど、より洗練されればと思う点もありますが、あれこれ考えてユニットを動かすのが楽しい仕上がり。攻撃結果予測や任意のターンへの巻き戻し機能が便利で、アクション性のある“連撃”や、キャラどうしの関係性を感じる“協撃”にもおもしろみが。

週刊ファミ通1533号より

卵を守る雨宮
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

攻撃に合わせて〇ボタンを押してくり出す“連撃”が、バトルに独自のアクションと手応えをプラス。行動を好きな場所からやり直せる巻き戻し機能があり、シミュレーションRPG初心者の人も遊びやすい作りに。アドベンチャーパートに比重が置かれた構成で、性別を問わず魅力あるキャラがプレイを後押し。戦場やキャラが3D化されたからこそ、視点カメラの角度や距離を自由に動かして戦えればよかった。

週刊ファミ通1533号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

2006年リリースのプレイステーション2版のシステムとビジュアルを刷新。外れない仮面を着けたハクオロが、仲間とともに世界を変えていく、シリーズの原点となる物語。

発売日
2018年4月26日
価格
9,800 円+税
ジャンル
アドベンチャー / シミュレーション / シミュレーションRPG
メーカー
アクアプラス
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