三國志13 with パワーアップキット(プレイステーション3)のレビュー・評価・感想情報
全武将でのプレイや、武将の絆を重視した人間ドラマ、3Dで描かれる戦場でのリアルタイムバトルといった、『三國志13』の持つ魅力はそのままに、細部がさらに進化。なかでも、称号の“威名”を名乗ることで専用コマンドが実行可能になる新要素がおもしろい。また、発生条件や分岐などを設定できる“イベント編集”など、プレイヤーが自分好みのスタイルで、よりマニアックに遊べるようになったのもいい。
週刊ファミ通1471号より
多彩な要素の追加により、大幅に拡張されたのが実感できるが、とくに“威名”のシステムが加わったことで、“武将プレイ”でやれることや遊びの幅がグッと広がっています。“イベント編集”機能を使い、自分の思い描くドラマを作ったり、ユニークなイベントを作成できるのも楽しめるポイント。『三國志13』をすでに所有している人向けに、『パワーアップキット』部分のみの販売があるのもありがたいところ。
週刊ファミ通1471号より
“君主プレイ”だけでなく、在野のいち武将、あるいは商人などとして活躍できるようになり、より自由度が増しています。“威名”を始め、勢力に介入するにもいろいろなアプローチが用意されていて、策略を巡らせるのが楽しい。合戦での操作も改良され、遊びやすくなっています。“イベント編集”は、発生確率まで細かく設定できるので、こだわって作っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。
週刊ファミ通1471号より
“威名”システムや“イベント編集”など、遊びの幅をさらに広げる要素が大幅に追加され、これまで以上にキャラどうしの駆け引きが深く楽しめる内容に。プレイヤーができることが多い反面、操作も含めて戸惑う場面も増えてはいるけれど、前作と同様に、人間ドラマがリアルに楽しめる作りは秀逸。『with パワーアップキット』での差分を安価でダウンロード購入できる施策は、うれしい進化ポイント。
週刊ファミ通1471号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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