ウォッチドッグス2(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ハッキングという行為を、システムまわりだけでなく物語にもしっかりと落とし込んであるという印象。主人公や仲間たちのキャラクター性もよく、適度なユーモアも感じられます。一般的なスニーキング系のゲームに比べると、ハッキングの依存度が高いけれど、それによって神にでもなったかのような快感が味わえるかと。リトライが多くなりがちなので、もう少しロード時間が短いと、なおよしかな。
週刊ファミ通1460号より
ハッキングを駆使しての、さまざまなギミックの作動によって、ミッション達成のための多彩なアプローチが可能になっているのがおもしろい。新登場のガジェットなどもあり、あらゆる手段で敵を出し抜くのはじつに気持ちいい。行き交う人々の細かい仕草や、ユニークなプロフィールが見られるのは、サンフランシスコを舞台にしたオープンワールドに息吹を与え、より魅力的なものに感じさせてくれる。
週刊ファミ通1460号より
サンフランシスコが舞台だからか、前作よりも明るい雰囲気で、ミッションもぶっ飛んだノリのものがあって楽しい。仲間たちもイイ味出しているし、街行く人々も意外な行動をしていて個性がある。ドローンやロボなどのガジェットを駆使することで潜入手段の幅も広がっている。ミッションによっては難しいものもあるけれど、ハッキングでの観察や妨害で安全なルートを見出していく楽しさがある。
週刊ファミ通1460号より
UIのデザインはもとより、登場人物の言動やファッションなど、全体的にセンスのよさを感じさせる。銃撃戦だけではなく、さまざまな機器をハッキングして索敵したり、罠を仕掛けるといった、パズルゲームのようなおもしろさがあるのも魅力。専門用語が多くて煩雑さも感じるが、プレイヤーごとの楽しみかたができる、懐の深い作り。作り込まれたサンフランシスコの街並は、目でも楽しませてくれる。
週刊ファミ通1460号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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