RAMBO THE VIDEO GAME(プレイステーション3)のレビュー・評価・感想情報
カバーアクションとQTE(クイックタイムイベント)を採用したレールガンシューティングで、アーケードゲームのノリで楽しめます。映画『ランボー』3部作のシチュエーションを追体験できる点がいい。ただ、キャラクターのモデリングがイマイチだったり、敵がいきなり目の前に飛び出してくる展開が多いなど、全体的に大味な印象。リアルさを求めるというよりは、雰囲気を楽しむタイプのゲームです。
週刊ファミ通1431号より
自動で移動していく、シンプルなガンシューティングは、昔のアーケードゲームのようなプレイ感。見た目と動きがまったく同じ敵が大量に現れる、などといった粗が見られ、ゲームとしてはけっしていいデキではない。ただ、そのクオリティーが逆に、原作のハチャメチャな雰囲気や昔の映画の空気感を再現しているようにも思える。多少なりとも『ランボー』に思い入れがある人なら、どこか憎めないのでは。
週刊ファミ通1431号より
レールガンシューティングで操作に複雑さはなし。ただ、カバーしているのに、体が出ていて被弾することがしばしばあり、自由に移動できないぶんモヤモヤ。リロードや“怒りシステム”などがいいアクセントなだけに、大味な部分が惜しい。原作映画の再現度はなかなか高いが、モデルの造りがやや粗く、たまに似ていないと感じることもあるかな。追加モードは若干グラフィックがきれいになった印象。
週刊ファミ通1431号より
最近のゲームと比べると、モデリングの粗さなどが気になるが、映画に登場する名シーンなどが味わえ、原作ファンにはうれしい仕上がり。一般的なレールガンシューティングではあるが、カバーアクションやリロードタイミングによる弾の装填数の増減といった、駆け引きの楽しさもある。要所に挿入されるQTEも、アクセントとして◎。エイムの挙動にクセがあり、慣れるまでは遊びにくさを感じた。
週刊ファミ通1431号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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