三極姫4 天華繚乱 天命の恋絵巻(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
登場キャラが一新され、占いの特技を持つ主人公の採用により、新鮮な気持ちで楽しめるのがいい。美少女武将すべてに、ダメージカットインとイベントCGが用意されているのもうれしいポイント。シミュレーションパートは、1ターンが5つのフェーズで構成され、選べる項目も多い本格派。チュートリアルでのフォローがあるのは親切だけれど、覚えることが多いので、慣れるまではちょっとたいへんかな。
週刊ファミ通1433号より
キャラが一新され、それぞれの物語が楽しめるのはいい。シミュレーション部分は、前作から大きくは変わっておらず、新鮮味に欠ける。そのわりに、各キャラのルートを見るためにはくり返しプレイする必要があるため、敵城を落として勢力を広げていく工程に、もっとおもしろみが欲しかった。インターフェースも、わかりづらい部分があるものの、PS Vita版はタッチ操作に対応しているのがいいね。
週刊ファミ通1433号より
見た目だけでなく、性格や性別までも、シリーズ過去作とは違っている人物も。内政や戦闘の画面に大きな変化はないものの、武将属性の有利不利がわかりやすくなり、スキルツリーもスッキリしたものに。ただ、チュートリアルや序盤で育てた結果が、勢力所属後に反映されないのはガッカリ。方向キーでの拠点の選択がスムーズにいかなかったり、地図が使いにくいなど、細かい部分にも配慮が欲しい。
週刊ファミ通1433号より
前作から、戦闘および育成システムが強化され、戦略性が昇華。とはいえ、アドベンチャーパートは一枚絵とメッセージのみ、バトルも少々地味で、演出面の弱さは変わらず。操作がひと手間多かったり、選択中のアイコンがわかりにくいなど、インターフェースにクセがあり、遊びにくさが気になる。ダメージカットインや、PS Vita版はタッチ機能で胸を触れるといった、見た目で楽しめる作品だけに残念。
週刊ファミ通1433号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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