執事が姫(あるじ)を選ぶとき(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

超セレブのお嬢様たちを相手に、執事としてお仕えするという世界観が本作のキモ。軽いSM的なシチュエーションが盛り込まれているので、その手のノリが好きな人だととくに楽しめるかと。物語は、よく言えば王道的展開だが、予想通りすぎてやや物足りなさも。会話シーンで、画面左下に表示される顔のグラフィックに、しゃべっているキャラクターの名前のテキストが被さってしまう点は気になった。

週刊ファミ通1420号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

ヒロインであるお嬢様のタイプが異なり、それに応じて、主人公の仕えかたにも違いが見られるのがいいね。学園の格式高い雰囲気や、主従関係がしっかり感じられるのもナイス。ストーリー展開が、よく言えば王道的なので、それを求めている人なら安心して見ていられるが、意外性に欠けるため、物足りなく感じる人もいそう。環境設定の項目が少なくて、文字の表示速度などが変更できないのは不便。

週刊ファミ通1420号より

梅園ウララ
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

お嬢様たちはみんな、キャラが立っていて魅力的。主人公を困らせるのが好きなコもいるけど、根はやさしいので、素直にお仕えしたい気持ちになります。ただ、最初からモテ気味とはいえ、それでも親密になるのが急に感じられる部分も。シナリオは、先の展開が読めてしまうことがあり、もう少しひねり欲しかった。CGの枚数もちょっと物足りないかな。PS Vita版ならではの新規要素がないのも寂しい。

週刊ファミ通1420号より

戸塚伎一
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

物語のテンポが淡々としていて、ハッとする展開もとくにありませんが、BGMや背景のムードはよく、上流社会気分を手軽に味わえます。ベテラン声優陣によるセクシー系の演技は、直接的なグラフィック描写がなくとも“破壊力”は十分。システム面は、テキストがバストアップCGにかぶって表示されたり、テキストの表示速度の調整ができなかったりと、昨今のアドベンチャーゲームにしては簡素な印象。

週刊ファミ通1420号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.2

2013年発売のPCタイトルがPS Vitaに登場。執事見習いの主人公が、一筋縄ではいかないお嬢様たちにお仕えし、振り回されつつも主従の絆や信頼感、恋を育んでいく。

発売日
2016年2月25日
価格
4,980 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
TGL
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