ファイアーエムブレムif(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
シミュレーションRPGとして、あらゆる点でクオリティーが非常に高い! 序盤で2ルートに分岐する展開は、単に物語や仲間になるキャラが異なるだけでなく、経験値稼ぎができる『白夜王国』に、制限のある中でのやり込みが楽しめる『暗夜王国』と、テイストが異なるのはおもしろい試み。難度を自由に下げられるので、幅広いユーザーが遊べるのも○。新要素の“竜脈”や“攻陣・防陣”もいいスパイスです。
週刊ファミ通1385号より
“攻陣”や“防陣”の効果を活かして戦うほか、武器の相性やユニットどうしの友好関係など、多彩な要素が戦略に絡むのがおもしろく、地形を変化させる“竜脈”で状況を大きく変えられるのもグッド。メニューを開かなくても、カーソルを動かした先に応じた行動が選ばれるなど、操作に余分な手間がなく、プレイは快適。ストーリーも、序盤から興味を惹きつけられ、仲間を得て絆を強めていくのは楽しめる。
週刊ファミ通1385号より
大作への期待を裏切らない仕上がり。システム面もドラマ部分も、キャラひとりひとりの命の重みが感じられるターン制バトルは、遊び応えあり。バトルでの“攻陣”や、“マイルーム”でのタッチイベントなどで、シリーズの特徴であるキャラどうしの絆がより際立ちました。自分と仲間の城を築く新要素“マイキャッスル”は、未完成に感じる部分もあるものの、進行に溶け込んで遊びの幅を広げています。
週刊ファミ通1385号より
兵種(ユニット)や武器の性能、特徴、相性などの情報が、フィールドマップ上やステータス画面でわかりやすく表示されるのがいいですね。カスタマイズの選択肢が豊富で、ひいきのキャラ(カップル)中心の戦略を立てられるのも魅力です。人間関係的にややこしい形で絡んでいるふたつのバージョンは、けっきょくのところ、両方ともプレイしないと気が済まなくなるので、ストーリー重視派はご注意(?)を。
週刊ファミ通1385号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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