シャドウ・オブ・モルドール(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

ツツミ・デラックス
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9

本作の最大の特徴であり、ゲームバランスや展開をダイナミックに変化させる“ネメシス”システムがとても秀逸。とくに、ゲームの前半で見られる、“プレイヤーを倒したザコキャラが、軍団内でどんどん出世してパワーアップしていく姿を見て、絶望しつつも復讐に燃える”という図式をわかりやすく、かつ新鮮に体験させてくれる。新しいポイントに力点を置いた、画期的な作品だと思います。

週刊ファミ通1359号より

ジゴロ☆芦田
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9

自分を倒した敵が昇格し、強くなっていくシステムはユニークで、自身が倒されても、さらに強くなって復讐を達成するのは熱くなる。アクションは比較的シンプルでなじみやすく、壁などもスイスイ上って移動できて快適。敵ごとに弱点や特性がいくつもあるなど、個性づけがなされていて、尋問で情報を得ることで戦闘を有利にできる仕組みもいい。バトル、育成、情報収集と、夢中になって遊べる。

週刊ファミ通1359号より

くしだナム子
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9

『指輪物語』の重厚な世界観に基づいたオープンワールドでの冒険は、荒涼とした山野やステルスアクション、ウルクどうしの醜い抗争など、綺麗なものばかりではないファンタジーの原点を体験させてくれます。敵を倒して入手するルーンによる武器強化は、戦いの記録を振り返ることのできる神秘的な設定にグッときました。各小隊長や軍団長の個性を把握して立ち回れる戦略性もおもしろかった。

週刊ファミ通1359号より

ブンブン丸
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9

オープンワールドとしては、フィールドがすごく広いというわけではないが、自分が倒されることで敵がパワーアップするという“ネメシス”システムが秀逸。くり返しプレイするための高いモチベーションを保ってくれる。操作性もよく、アクションのレスポンスも良好。原作の世界観もしっかり反映されており、納得のデキ。『指輪物語』を知らなくても、アクションゲームとしての水準が高いので安心。

週刊ファミ通1359号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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9.0

愛する者を奪われた主人公の復讐劇を描く、ダークファンタジー。プレイヤーの行動で敵の人格が形成されたり、敵を恐怖に陥れて支配するといったシステムを搭載している。

発売日
2014年12月25日
価格
7,600 円+税
ジャンル
アクション
メーカー
ワーナー エンターテイメント ジャパン
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