零 ~濡鴉ノ巫女~(Wii U)のレビュー・評価・感想情報
シリーズおなじみの攻撃用アイテム“射影機”は、Wii U GamePadとのマッチングも良好。大型のカメラを覗くようにGa m ePadの画面を傾けて行う激写が楽しく、臨場感もたっぷりです。全体的にもどかしさを感じる操作性は、ホラーゲームとしてのチューニングかと思われるが、逆にメリハリをつけたほうが怖さが増した気も。ゲーム中に手に入るコスチュームはかなり過激で、怖さを中和する効果も!?
週刊ファミ通1347号より
Wii U GamePadをカメラに見立てて撮影する仕組みは、ゲームとシンクロして、臨場感があってグッド。向きや傾きを変えつつ、怨霊や霊片を捉えてシャッターチャンスを狙う戦闘は白熱する。水にまつわる演出は雰囲気があり、濡れて透ける服の表現など、お色気要素もうれしい。小回りが利かないキャラの動作や、ヌルッとした視点移動は、恐怖心が煽るのに効果的なのだが、同時にもどかしさも感じた。
週刊ファミ通1347号より
GamePadを活かしたWii Uならではの設計を高く評価。手元の地図となるほか、カメラとしての使い道が数通り用意されているのがユニークだ。シャッターチャンスに起動が間に合わなかったり、焦って失敗したりといったゲーム性が、物語にメリハリを与えている。プレイヤーキャラである美少女の表情やセクシーな体勢が目を引き、没入しての怖さはないものの、ホラー映画鑑賞の立ち位置で楽しめる。
週刊ファミ通1347号より
いつ現れるかわからない霊のシャッターチャンスを逃すまいと、Wii U GamePadを持つ手につい力がこもってしまうのは必至。戦闘時も、GamePadを“射影機”にすることで、より臨場感の高い戦闘が楽しめているという印象。恐怖を味わわせるのための仕掛けも豊富なのがうれしい。ヘッドホン推奨なのはもちろんなのですが、できれば真っ暗な部屋で、GamePadを見つめる恐怖を味わってほしい!
週刊ファミ通1347号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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