The Order: 1886(オーダー: 1886)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
グラフィックがとにかく美麗! これまで家庭用ゲーム機で発売されたゲームの中でもトップクラスで、ムービー関連もプレイヤーを引きつけますな。ただ、TPSとしては無難なデキだが、独自のシステムがなく、新鮮さやおもしろみに欠ける。QTEも、映像の美しさでワクワクする部分はあるものの、量が多くて食傷気味。クリアーまでの時間が短めで、クリアー後のやり込み要素がないのも残念。
週刊ファミ通1369号より
グラフィックは綺麗で臨場感があり、滑らかでスピーディーな動きでくり広げる銃撃戦は楽しめる。“ブラックサイト”を発動し、複数の敵を瞬時に倒すのも気持ちいい。随所に登場するQTEや、会話しながらゆっくり移動するシーンは、世界観に入り込める反面、操作が作業的で退屈に感じることも。ストーリーを描く場面も冗長な部分があり、もっとメリハリをつけてテンポよく遊ばせてほしいと思った。
週刊ファミ通1369号より
ビクトリア朝時代をベースにしながらも、近未来的な武器などが登場したりと、独特の世界観がたまらない。街並や人物にいたるまで、細かく描き込まれたグラフィックがすばらしい。対人のTPSを基本に、潜入や狙撃、半獣とのQTEなど、システムとしてはそれほど目新しいものではないが、場所や相棒が変化するのでテンポよく戦える。欲を言えば、調べ物に関しても、すべて日本語訳があればよかった。
週刊ファミ通1369号より
歴史背景を始め、武器や防具など、作り込まれたIFの世界観が圧巻。非常に臨場感があり、シームレスな映画的体験が味わえる。その反面、長いイベントシーンがスキップできず、用意された物語をなぞらされているだけという感も強かった。アドベンチャーゲームの新しい見せかた、そしてインタラクティブムービーとしてはいいと思うが、シューティングゲームとして見ると、少々の物足りなさを感じた。
週刊ファミ通1369号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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