
※本記事は、2024年10月21日にアップした記事を再編集したものです。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/55287/ac89b6709281c7233c084367e7c2added.jpg?x=767)
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左がゲームボーイ、右がゲームボーイカラーでプレイしたときの画像。 ![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/55287/a389d84e40d902ee959be0a25ea45aa7c.jpg?x=767)
『ワリオランド2 盗まれた財宝』 ![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/55287/c937e6808a55f9480f470865e1a87ea8d.jpg?x=767)
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』 ![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/55287/a3b3b12c0104bd8632f8f012a157613f0.jpg?x=767)
従来のゲームもカラーで遊べる便利機能付き
いまから27年前の1998年(平成10年)10月21日は、ゲームボーイカラーが発売された日。
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ゲームボーイカラーは、任天堂から発売された携帯型ゲーム機。多くの任天堂ファンから待ち望まれていたカラー化をついに実現した革命的ハードだ。ゲームボーイシリーズの上位互換モデルに相当するため、従来のゲームソフトでも遊ぶことができたのがありがたい。
そのうえ、カラー非対応ソフトでもあらかじめ用意されたパターンから選択した疑似カラーで表示できる機能付きだったのがうれしかった。本機以降に発売されたタイトルは“ゲームボーイカラー専用”や“ゲームボーイ&カラー共通カートリッジ”といったカテゴリーに分類されていたのがいまとなっては懐かしい。
そのうえ、カラー非対応ソフトでもあらかじめ用意されたパターンから選択した疑似カラーで表示できる機能付きだったのがうれしかった。本機以降に発売されたタイトルは“ゲームボーイカラー専用”や“ゲームボーイ&カラー共通カートリッジ”といったカテゴリーに分類されていたのがいまとなっては懐かしい。
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最大の特徴は、もちろん当時最先端だった反射型TFTカラー液晶を採用した美しいカラー画面。約32000色の中から最大56色まで同時発色可能となったほか、これまでと比較して残像が少なくなり動きの速いアクションゲームでもはっきりと表示することができた。本機の発売前までのゲームボーイシリーズは4階調のモノクロ画面だっただけに、誰もが飛躍的なグレードアップに衝撃を受けたと思う。
じつは携帯型ゲーム機のカラー化自体は、ゲームボーイカラー発売の8年前にあたる1990年にゲームギアやPCエンジンGTなどがすでに実現していた。カラー画面のインパクトはすさまじいものでかなり羨ましく感じたと思うが、バッテリーの消費が激しいという大きな弱点があった。乾電池を6本使って3時間前後しかもたないレベルだったのでけっこうきびしい。
そんな中で8年の歳月を経て、ゲームボーイカラーは最大の弱点を克服。バックライト不使用という苦渋の決断はあったものの、カラー画面でありながら単3形アルカリ電池たった2本で約20時間の稼働を実現していたのだから本当に驚かされた。このころは充電池のようなものは普及しておらず誰もが乾電池を購入していたので、少ない電池で長時間遊べるということが心底ありがたくて魅力的だった。
また、ゲームボーイカラーは新たに赤外線通信機能を標準搭載。小さなデータに限られたが、手軽にワイヤレスでデータ交換などを行えたのが画期的だった。ただし、通信ケーブルはまだまだ必要で完全にケーブルを不要とするのはニンテンドーDSの時代まで待つこととなる。
本機のローンチに合わせて発売されたタイトルは『ワリオランド2 盗まれた財宝』や『テトリスDX』などがあったが、これらはゲームボーイ&カラー共通のタイトル。初めてのゲームボーイカラー専用タイトルは、ケムコから1999年4月23日に発売された『トップギア・ポケット』となるようだ。
じつは携帯型ゲーム機のカラー化自体は、ゲームボーイカラー発売の8年前にあたる1990年にゲームギアやPCエンジンGTなどがすでに実現していた。カラー画面のインパクトはすさまじいものでかなり羨ましく感じたと思うが、バッテリーの消費が激しいという大きな弱点があった。乾電池を6本使って3時間前後しかもたないレベルだったのでけっこうきびしい。
そんな中で8年の歳月を経て、ゲームボーイカラーは最大の弱点を克服。バックライト不使用という苦渋の決断はあったものの、カラー画面でありながら単3形アルカリ電池たった2本で約20時間の稼働を実現していたのだから本当に驚かされた。このころは充電池のようなものは普及しておらず誰もが乾電池を購入していたので、少ない電池で長時間遊べるということが心底ありがたくて魅力的だった。
また、ゲームボーイカラーは新たに赤外線通信機能を標準搭載。小さなデータに限られたが、手軽にワイヤレスでデータ交換などを行えたのが画期的だった。ただし、通信ケーブルはまだまだ必要で完全にケーブルを不要とするのはニンテンドーDSの時代まで待つこととなる。
本機のローンチに合わせて発売されたタイトルは『ワリオランド2 盗まれた財宝』や『テトリスDX』などがあったが、これらはゲームボーイ&カラー共通のタイトル。初めてのゲームボーイカラー専用タイトルは、ケムコから1999年4月23日に発売された『トップギア・ポケット』となるようだ。
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ちなみに初めてのゲームボーイ&カラー共通カートリッジは、意外にも上記のローンチ合わせのタイトルではなく、ゲームボーイカラー本体が発売される約1ヵ月前の1998年9月25日に発売されていた『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』。先んじて対応させてくれているなんてうれしい配慮だろう。
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ゲームボーイカラーのオリジナルカラーはパープル、レッド、クリアパープル、ブルー、イエロー、クリアの6種類と豊富に取り揃えられていた。任天堂の携帯型ゲーム機としては初めてストラップを通すストラップホールが付いていたので、本体カラーに合わせてストラップのアレンジをした人もいたのでは?
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