
2025年9月25日~9月28日、千葉・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2025”(TGS2025/9月25日、26日はビジネスデイ)。
初日となる9月25日、Level Infiniteブースでは、iOS/Android用『モンスターハンターアウトランダーズ』のステージイベント“プロデューサーと見る!狩猟の島の最前線”が開催された。
初日となる9月25日、Level Infiniteブースでは、iOS/Android用『モンスターハンターアウトランダーズ』のステージイベント“プロデューサーと見る!狩猟の島の最前線”が開催された。
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イベントではまず、開発を手掛けるTiMi Studioのプロデューサー黄冬(ホァン・ドン)氏とカプコンのプロデューサー砂野元気氏が自己紹介を行った。
つぎに、本作独自の要素が詰め込まれた最新トレーラーが公開され、クローズドβテストの実施が明らかに。テストは2025年11月からを予定し、内容はTGS2025の試遊で体験できるバージョンとは異なるそうだ。あわせて黄氏より、本作の公式サイトからテストへの応募が可能になったことも告げられた。
開発プロデューサーのゲーム解説
ここからは、黄氏による本作の解説コーナーで語られた各要素をまとめて紹介していこう。
新たなストーリーと舞台
本作の目的は、舞台となるアイソレシア島の秘密を解き明かすこと。島はいくつかのフィールドに分かれ、東南の広大な海には色鮮やかな瑰麗岩礁(かいれいがんしょう)が浮かんでいる。
大型モンスター“融光種”
島には環境の影響を受けて変異したモンスター“融光種”が生息している。融光種は通常のモンスターよりも攻撃能力が高く、狩猟中に狂暴化することもある危険な存在だ。
島には“融石”という特殊な鉱石が存在し、モンスターが狂暴になるだけでなく、新たなアクションもくり出すようになるなど、多大な影響を及ぼしている。
島には“融石”という特殊な鉱石が存在し、モンスターが狂暴になるだけでなく、新たなアクションもくり出すようになるなど、多大な影響を及ぼしている。
主人公冒険者とそれ以外の冒険者
本作に登場するキャラクターはハンターではなく“冒険者”。世界各地から集まった、狩猟の経験と優れたスキル持った存在だ。固有アクションを使った狩りや、採取、クラフトをこなして未知の地を探索していこう。
主人公冒険者はプレイヤーの分身で、外見のカスタマイズ、全種類の武器の使用、後述するロールの切り替えが可能となっている。
それ以外の冒険者たちには、ひとりずつ得意な武器が設定されている。たとえば、冒険者のひとりであるミドリは太刀の扱いに長け、モンスターの攻撃を回避しつつカウンターをくり出してピンチをチャンスに変えられる。
主人公冒険者はプレイヤーの分身で、外見のカスタマイズ、全種類の武器の使用、後述するロールの切り替えが可能となっている。
それ以外の冒険者たちには、ひとりずつ得意な武器が設定されている。たとえば、冒険者のひとりであるミドリは太刀の扱いに長け、モンスターの攻撃を回避しつつカウンターをくり出してピンチをチャンスに変えられる。
ロール(役割)の活用
冒険者は3種類のタイプに分かれている。それぞれの強みを発揮しながら、協力して狩猟に挑もう。
- 極撃タイプ:爆発的なダメージを叩き出せるアタッカー
- 巧作タイプ:罠などの狩猟用装置を作成し、有利な状況を作り出す
- 支援タイプ:回復や能力強化に長けたサポーター
3種類のオトモたち
同行する“オトモ”がタイプ別に異なるのも本作の特徴。極撃タイプには攻撃に特化したおなじみのオトモアイルー、巧作タイプには道具の扱いや装置作成に優れるオトモルタコン、支援タイプには回復やバフが得意なオトモメドリーがサポート役として帯同する。
新システム“共闘技”
“共闘技”は、仲間全員がタイミングを合わせてモンスターの特定の部位を集中攻撃し、大ダメージを与える新たな狩猟システム。協力プレイの醍醐味を存分に味わおう。
その他の要素
『モンスターハンター』としての楽しさを維持しつつ、スマートフォンに最適化したシンプルな操作でプレイできるのも本作のウリ。モンスターの攻撃や特殊なギミックのヒントが表示される“狩猟ガイド”、ボタン長押しでカメラを固定できる“部位ロック”なども搭載され、快適なゲーム体験を可能としている。
加えて、クラフトで建てた各施設はエリアの移動と探索に大いに役立つとのこと。この便利な機能を活用して、本作の広大な世界を隅々まで冒険しよう。
加えて、クラフトで建てた各施設はエリアの移動と探索に大いに役立つとのこと。この便利な機能を活用して、本作の広大な世界を隅々まで冒険しよう。
黄氏による大迫力の実機プレイ
本作の紹介がひと通り終わると、黄氏による実機プレイのコーナーへ移行。今回は、太刀使いのミドリをプレイアブルキャラクターとして操作することに。
まずは、融光種プケプケの狩猟から。展望塔に登ってマップの全貌を明らかにし、ジップラインやカタパルトといった施設を使って高速で目的地へ移動していく。これらの施設はプレイヤー自身で設置可能とのことなので、高低差のあるフィールドも楽に行き来できそうだ。
島の調査員から融光種プケプケの討伐クエストを受注すると、間を置かずに狩猟に突入。狩猟中には太刀ボタンをタップしての通常攻撃や連打でのコンボ攻撃、画面左側のバーチャルパッドで下方向を入力しつつ出す"斬り下がり"のほか、回避や固有アクション、奥義といった各ボタンの操作説明がなされた。
モンスターが狂暴状態となり紫に変色したあとは、大技にも注意が必要だ。融光種プケプケは広範囲におよぶ“毒乱雲”をまき散らすようになるため、これまでの狩猟とはひと味違った体験ができる。
続いて融光種リオレウスの狩猟へ。融光種リオレウスの狩りの最中には、砂野氏からオトモメドリーによる回復や従来のアイテムを使った回復方法、特定のアイテムが提示されるオススメアイコンについての言及があった。
また、狂暴状態となった融光種リオレウスは“炎の固まり”を吐き出すが、壊さずにいると強力なブレスが当たって大爆発を引き起こす。炎の固まりが出現したらひとまずモンスターへの攻撃を止め、破壊を優先するような立ち回りが重要となりそうだ。
最後にはリリースを楽しみにしているファンへ向けてのメッセージがあり、砂野氏と黄氏より試遊を楽しんでほしいことやフィードバックのお願い、本作への意気込みがなどが語られ、ステージイベントは幕を閉じた。