海外インディー業界で相次ぐSilksong回避のリリース延期。今度は“壺おじ”ゲー開発の新作『Baby Steps』が2週間延期へ
 長年注目を集めてきたアクションゲーム『Hollow Knight: Silksong』の発売日が急遽2025年9月4日に決まったことを受け、発売週のバッティングを避けるための延期が相次いでいる海外インディーゲーム業界。

 今度は新たに大手インディーパブリッシャーのDevolver Digitalが、新作『
Baby Steps』の発売を約2週間遅らせて日本時間9月24日配信とすることが発表された。
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 『Baby Steps』は、“壺おじ”の愛称で知られる『Getting Over It with Bennett Foddy』などを手掛けたBennett Foddy氏が関わるプレイステーション5/PC対応の新作ゲーム。“実家でダラダラ過ごしていたせいでよちよち歩きで歩くのが限界の主人公が謎の山を冒険することになる”という、相変わらず人を食ったような内容だ。

 その特徴は、同氏がかつて手掛けたFlashゲーム『
QWOP』のシステムを思い起こさせる、“両足の腿と膝先をいちいち操作して歩く”というややこしい操作体系。オープンフィールドを歩いてくだけなのに、その歩くための作業に困難がつきまとう“ウォーキングシミュレーター”なのだ。
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デモ版も配信中なので、気になる人はとりあえず遊んでみては。ややこしい操作のせいで、普通に歩けりゃなんてことはない場所でいちいちコケて、ムカつくんだけど間抜けで楽しい。
 延期発表の理由について直接は語られていないものの、発表映像にはバッチリとホロウナイトの主人公の姿が……って、わざわざこの映像作ったのかよ!

 ついでにその他の延期を発表しているタイトルをいくつか挙げておくと、
オカルトRPG『Demonschool』が11月に発売を延期ローグライトなスロットゲー『Clover Pit』が9月27日に延期現在アーリーアクセス中のメトロイドヴァニア系アクション『Faeland』も正式リリースをひとまず延期することを発表している。