
『ヴイアライヴ』定点観測では、『アイドルマスター』シリーズ発のライバーアイドルプロジェクト、『ヴイアライヴ』に所属する灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)の活動を記録していきます。
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20周年をアイマスカバーでお祝い! 個性が光る歌枠リレー
今回は、2025年7月24日に配信された3人の歌枠リレーについて取り上げていきたい。『アイドルマスター』20周年を迎える直前で、ヴイアライヴとしても盛り上げようという企画となっており、アイマス楽曲縛りでのセットリストである。
前回の歌枠は2月の開催で、約5ヵ月ぶりとなっており、さらにアイマス楽曲縛りでは2024年12月以来、約7ヵ月ぶりである。
トップバッターの愛夏さんが1曲目に選んだのは765プロオールスターズ(以下、765AS)から水瀬伊織のソロ曲『全力アイドル』。昭和感たっぷりの懐かしさを感じる1曲で、愛夏さんはラスサビ前の切ない歌詞について、吹っ切れたように力強く歌うところが好きなポイントだと紹介する。
2曲目に選ばれたのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、『シンデレラガールズ』)から島村卯月のソロ曲『はにかみdays』だ。選曲理由については、愛夏さんは推しアイドルに五十嵐響子を挙げているが、彼女とともに島村卯月が“ピンクチェックスクール”というユニットに所属していることに言及。愛夏さんがアイドルに興味を持ったきっかけのユニットであり、このユニットを神と崇めていると語った。
続けては、『アイドルマスター SideM』(以下、『SideM』)からF-LAGSの『夢色VOYAGER』。愛夏さんのクールな低音、通称“まな王子”ボイスで歌い上げ、一味違ったカッコイイパフォーマンスで盛り上げる。直近で行われた『SideM』の10thライブの話題に触れつつ、F-LAGSのメンバーのひとりである秋月涼が直属の先輩ということで、来年行われる合同ライブへの期待も込めた。
4曲目は『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオンライブ!』)から高坂海美のソロ曲『スポーツ!スポーツ!スポーツ!』。愛夏さんと言えば、うっかり発言から1ヵ月で腹筋3000回に挑戦したことをきっかけに、何かとヴイアライヴのフィジカル担当になっている。そんな愛夏さんにぴったりのカバーということで、コメント欄も大盛り上がり。また、高坂海美と言えば、愛夏さんと同じくバレエの経験があるということで、いつか共演したいと熱望していた。
5曲目は、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、『シャニマス』)から、放課後クライマックスガールズの『快盗Vを見逃すな』。声色や雰囲気を変えて5人の歌い分けを表現し、“プロデューサー”を驚かせる。愛夏さんは、同ユニットのリーダーである小宮果穂と共演経験もあり、精神的に辛い時に励まされるということで、尊敬の念を抱いていることから、今回、歌えたことは本当にうれしいと感動しきりだ。
最後に選んだ1曲は『シンデレラガールズ』から南条光のソロ曲『サイン・オブ・ホープ』。愛夏さんが目指す“誰の手も離さない世界中のみんなの心を灯せるアイドル”に通じるものを感じており、初めて聞いたときから忘れられなかった1曲とのこと。歌い終わった後は、泣きながら曲に対する熱い思いを語る感動のエンディングとなった。
前回の歌枠は2月の開催で、約5ヵ月ぶりとなっており、さらにアイマス楽曲縛りでは2024年12月以来、約7ヵ月ぶりである。
トップバッターの愛夏さんが1曲目に選んだのは765プロオールスターズ(以下、765AS)から水瀬伊織のソロ曲『全力アイドル』。昭和感たっぷりの懐かしさを感じる1曲で、愛夏さんはラスサビ前の切ない歌詞について、吹っ切れたように力強く歌うところが好きなポイントだと紹介する。
2曲目に選ばれたのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、『シンデレラガールズ』)から島村卯月のソロ曲『はにかみdays』だ。選曲理由については、愛夏さんは推しアイドルに五十嵐響子を挙げているが、彼女とともに島村卯月が“ピンクチェックスクール”というユニットに所属していることに言及。愛夏さんがアイドルに興味を持ったきっかけのユニットであり、このユニットを神と崇めていると語った。
続けては、『アイドルマスター SideM』(以下、『SideM』)からF-LAGSの『夢色VOYAGER』。愛夏さんのクールな低音、通称“まな王子”ボイスで歌い上げ、一味違ったカッコイイパフォーマンスで盛り上げる。直近で行われた『SideM』の10thライブの話題に触れつつ、F-LAGSのメンバーのひとりである秋月涼が直属の先輩ということで、来年行われる合同ライブへの期待も込めた。
4曲目は『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオンライブ!』)から高坂海美のソロ曲『スポーツ!スポーツ!スポーツ!』。愛夏さんと言えば、うっかり発言から1ヵ月で腹筋3000回に挑戦したことをきっかけに、何かとヴイアライヴのフィジカル担当になっている。そんな愛夏さんにぴったりのカバーということで、コメント欄も大盛り上がり。また、高坂海美と言えば、愛夏さんと同じくバレエの経験があるということで、いつか共演したいと熱望していた。
5曲目は、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、『シャニマス』)から、放課後クライマックスガールズの『快盗Vを見逃すな』。声色や雰囲気を変えて5人の歌い分けを表現し、“プロデューサー”を驚かせる。愛夏さんは、同ユニットのリーダーである小宮果穂と共演経験もあり、精神的に辛い時に励まされるということで、尊敬の念を抱いていることから、今回、歌えたことは本当にうれしいと感動しきりだ。
最後に選んだ1曲は『シンデレラガールズ』から南条光のソロ曲『サイン・オブ・ホープ』。愛夏さんが目指す“誰の手も離さない世界中のみんなの心を灯せるアイドル”に通じるものを感じており、初めて聞いたときから忘れられなかった1曲とのこと。歌い終わった後は、泣きながら曲に対する熱い思いを語る感動のエンディングとなった。
2番手を務める宇宙さんは『ミリオンライブ!』から、周防桃子のソロ曲『ローリング△さんかく』でスタートを飾る。周防桃子の性格や立ち振る舞いなどの魅力についてしみじみ語りつつ、自分も同曲の歌詞のように無意識に刺々しい言葉になってしまうことがあり、共感できる曲だと紹介。
2曲目は、宇宙さんの推しアイドルの曲ということで、765ASから四条貴音のソロ曲『addicted』。四条貴音のなかでもとくに好きな曲で、ファーストインプレッションから印象に残っており、満を持して歌うことができたと喜んだ。好きな歌詞に触れつつ、推し語りでテンションを上げているところに、歌唱力も含めて称賛のコメントも溢れ、一層笑顔に。
続いては『シンデレラガールズ』からレイジー・レイジーのユニット曲『クレイジークレイジー』、さらに765ASの楽曲『99 Nights』と連続披露。どちらも、宇宙さんが好きなクリエイターとして挙げているTAKU INOUE氏の楽曲ということで、コメント欄も待ってましたと言わんばかりの選曲だ。歌唱後のトークでは、曲はもちろんのこと、どちらも歌詞がロマンチックなので注目してほしいと熱く語る。
5曲目は『シンデレラガールズ』から『認めてくれなくたっていいよ』。宇宙さんは、この曲の歌詞を見ていると、改めて万人受けすることの難しさを感じさせられるという。それでも、自分の好きと誰かの好きが重なることで幸せが感じられればいいと、そんなニュアンスが感じられ、配信者として刺さる1曲だと語った。
そして、最後の1曲は『シンデレラガールズ』から久川颯のソロ曲『Packing Her Favorite』で盛り上げ、アンカーのレトラさんへとつなぐ。
レトラさんは、1曲目に『シンデレラガールズ』の『ジュビリー』を選曲。先日、ゲスト出演したラジオ『ぶいあーる!~VTuberの音楽Radio~』でMCを務める星街すいせいさんと高垣楓のコラボ曲ということで、タイムリーな1曲である。
立て続けに『シャニマス』からコメティックの『平行線の美学』へ。冒頭からすさまじい歌唱力を披露し、プロデューサーを圧倒する。
自己紹介も早々に3曲目は『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)から、篠澤広のソロ曲『メクルメ』。ラップのようなパートがあったり、独特の転調で脳が揺さぶられるトリッキーな1曲を余裕の表情で歌い切る。
さらに、『シャニマス』からシーズの『Monochromatic』を選曲。『アイドルマスター』シリーズは、楽曲数の多さからジャンルはもちろん、歌唱難易度も幅広くなっているが、今回の歌枠で選曲されるているものは間違いなく高難度なものばかりだ。
間を空けずに『学マス』から花海咲季のソロ曲『Try it now』へ。ここまで、息を切らすことなく、リズム感や音程もしっかりとキープしており、ヴイアライヴの歌唱担当を名乗るにあまりあるパフォーマンス力を発揮する。
ここで、1曲目が始まってからまだ20分少々だったのだが、なんと早くも最後の1曲ということになった。あまりの怒涛の展開に驚きつつ、少々短い配信に残念がるコメントも。
そんな中、ラストナンバーは『シャニマス』から樋口円香のソロ曲『夢見鳥』。ここまでパワフルな曲やオシャレでハイセンスな曲が多かったが、最後の選曲は切ないバラードナンバーだ。力強くも伸びやかな歌声で“プロデューサー”を魅了し、歌枠リレーの締めとなった。
配信中のトークは告知を除いてほとんどなく、パフォーマンスで圧倒するストロングスタイル。歌に対してストイックで、アーティスティックな思考を持つレトラさんらしい配信となっていた。
自己紹介も早々に3曲目は『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)から、篠澤広のソロ曲『メクルメ』。ラップのようなパートがあったり、独特の転調で脳が揺さぶられるトリッキーな1曲を余裕の表情で歌い切る。
さらに、『シャニマス』からシーズの『Monochromatic』を選曲。『アイドルマスター』シリーズは、楽曲数の多さからジャンルはもちろん、歌唱難易度も幅広くなっているが、今回の歌枠で選曲されるているものは間違いなく高難度なものばかりだ。
間を空けずに『学マス』から花海咲季のソロ曲『Try it now』へ。ここまで、息を切らすことなく、リズム感や音程もしっかりとキープしており、ヴイアライヴの歌唱担当を名乗るにあまりあるパフォーマンス力を発揮する。
ここで、1曲目が始まってからまだ20分少々だったのだが、なんと早くも最後の1曲ということになった。あまりの怒涛の展開に驚きつつ、少々短い配信に残念がるコメントも。
そんな中、ラストナンバーは『シャニマス』から樋口円香のソロ曲『夢見鳥』。ここまでパワフルな曲やオシャレでハイセンスな曲が多かったが、最後の選曲は切ないバラードナンバーだ。力強くも伸びやかな歌声で“プロデューサー”を魅了し、歌枠リレーの締めとなった。
配信中のトークは告知を除いてほとんどなく、パフォーマンスで圧倒するストロングスタイル。歌に対してストイックで、アーティスティックな思考を持つレトラさんらしい配信となっていた。
自分と選んだ楽曲の縁を紹介する愛夏さんと、推しアイドルや推し曲を中心に選んだ宇宙さん、そして高難度楽曲を圧倒的歌唱力でこなすレトラさんと、それぞれの個性が感じられた配信だった。歌枠については、どんな楽曲が選ばれるのかという楽しみもありつつ、それぞれのパフォーマンス力を再確認できるので、これからもぜひ積極的に開催してほしい企画である。