
天空は、Androidゲーミングデバイス“AYANEO POCKET S2”シリーズと、ウルトラモバイルPC“GPD Micro PC2”をそれぞれ国内向けに発売することを明らかにした。AYANEO POCKET S2は2025年7月25日から予約受付開始で定価は88000円[税込]から、GPD Micro PC2は7月18日より予約受付中で定価88000円[税込]。どちらも2025年9月下旬発売予定となっている。
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“AYANEO Pocket S2”は大容量バッテリーだから3Dのゲームもたっぷり遊べる
AYANEO Pocketシリーズは、Androidゲーミングデバイスとしていくつかの機種を展開しているが、これは扱いやすさ・持ちやすさを突き詰めたハンドヘルドタイプだ。Pocket S2のサイズは、幅228ミリの重さ428グラムなので、持った印象としてはNintendo Switchに似た感覚と言っていい(Switch有機ELモデルは幅242ミリの重さ約420グラム)。
2024年7月に前機種となるAYANEO Pocket Sが発売されている。Pocket Sに搭載されていたSoC(※)はQualcommのSnapdragon G3x Gen 2で、当時としては最新チップだったが、今回のPocket S2ではさらに性能がアップしたSnapdragon G3 Gen 3を搭載。ざっくりだが約30%性能が向上している。
※SoC:System on Chipの略。スマホのCPU(プロセッサー)やGPUなどを集約したチップセットのこと。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48155/ab23f5f877fac6b37d283ace46a8c2fd1.jpg?x=767)
Pocket S2とPocket S2 Proの2機種が用意されており、どちらもバッテリー容量はたっぷりなので(Pocket S2 Proは10000mAh、Pocket S2は8000mAh)、たとえば『原神』のようなゴリゴリの3Dゲームでも2~3時間は遊べるようになっている。
ディスプレイは6.3インチの2K液晶(2560×1440)を搭載し、最大グローバル輝度は600nitと屋外でも見やすい明るさだ。ドリフトしにくいホールセンサー式スティック、リニアホール効果を採用したトリガーなど、ゲームの遊びやすさをとことん突き詰めた仕様と言える。
定価は88000円[税込]から用意されており、8月8日までに予約すると10%OFFで購入できる。悩んでいるなら早めの決断を。
■AYANEO Pocket S2 / Pocket S2 Pro のおもな仕様
- 本体カラー:アイスソウル・ホワイト、オブシディアン・ブラック、レトロパワー(Proのみ)
- ディスプレイ:6.3インチボーダーレス高輝度ナチュラルカラースクリーン、2560 x 1440、466PPI、600nits、sRGB色域容積120%、DCI-P3 90
- CPU:Qualcomm Snapdragon G3 Gen 3ゲーミングプラットフォーム / 8コア:1プライムコア、5パフォーマンスコア、2効率コア、最大20W
- GPU:アドレーノA33 GPU
- RAM:8GB/12GB/16GB LPDDR5X 8533Mbps
- ストレージ:128GB/256GB/512GB/1TB
- コミュニケーション:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
- 入出力:1 x Full Function USB 3.2 Gen 2 Type-C丨10Gbps、1 x Micro SD カードスロット丨100MB/s|、1 x 3.5mm ヘッドホンジャック
- バッテリー:Pocket S2: 8000mAh、Pocket S2 Pro: 10000mAh
- 寸法:228×91×159ミリ
- 重量:Pocket S2: 428グラム、Pocket S2 Pro 440グラム
- OS:Android 14
- 価格:AYANEO Pocket S2: 88000円[税込](8月8日までの先行予約価格は79200円[税込])
- AYANEO Pocket S2 Pro(ストレージ512GB): 10万8000円[税込] (8月8日までの先行予約価格は97200円[税込])
- AYANEO Pocket S2 Pro(ストレージ1TB): 11万8000円[税込](8月8日までの先行予約価格は10万6200円[税込])
首からぶら下げて持ち歩けるウルトラモバイルPC“GPD Micro PC2”
GPD Micro PC2は持ち運び特化型のウルトラモバイルPCだ。サイズは約171×110×24ミリで重さは約500グラムと、ポケットにも入るサイズ感。ストラップホールもついているので、ネックストラップを付ければ首からぶら下げて持ち歩くことも可能だ。初代GPD Micro PCが発売されたのは2019年で、CPUをアップデートしたものが2021年にリリースされたものの、完全に新設計となったのはじつに6年ぶり。ウルトラモバイルPCファンには待ち望んでいた“2”となる。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48155/a08c9c9e1d734fd1ff30eb4f458dd5ef6.jpg?x=767)
本体は両手で持って親指でキーを打つことも可能なので、テーブルなどがない場所でも操作できるのはウルトラモバイルPCならではの利点だ。モニタ部分はT字型ヒンジにより回転が可能で、タブレット形態として使うこともできる。
CPUはインテル プロセッサー N250で第8世代Core i5と同等の演算機能を持つ。GPUはインテルグラフィックスで、今回のお披露目会では『8番出口』がプレイできたが、ちょっとフレームレートに難ありで「遊べなくはない」というレベルだったので、3D系のゲームはちょっときびしそうな印象だ。基本的にはゲーム以外での活躍が中心となるだろう。
最大の特徴は、この小さなボディに詰まっている拡張性だ。USB Type-Aがふたつ、USB Type-CがふたつとUSBが4ポートもあり、さらにはこのType-Cは急速充電やディスプレイポート対応なので、HDMIと合わせて最大3つの画面に出力が可能。スプレッドシートを開いてYouTubeを観て原稿を書いて……なんていう作業をそれぞれの画面で同時にこなせるので、小さいボディながらパワフルな作業をこなすこともできる。
定価88000円[税込]のところ、事前に予約購入すると85000円[税込]でゲットできる。これが90000円以下で購入できるならすごくお買い得かも。
定価88000円[税込]のところ、事前に予約購入すると85000円[税込]でゲットできる。これが90000円以下で購入できるならすごくお買い得かも。
■GPD MicroPC 2の主な仕様
- プロセッサー:インテル プロセッサー N250
- グラフィックス:Intel Graphics
- OS:Windows 11 Pro(24H2/64 bit)
- HDMI:4096 x 2160@60Hz
- DisplayPort (USB Type C):4096 x 2160@60Hz(DSCエンコード/デコードは不可)
- マルチスクリーン同時接続数:3画面(内部ディスプレイオフにした場合)
- メモリ:16GB
- メモリ仕様:LPDDR5(4800 MT/s)
- ストレージ:512GB(容量制限なし)
- ディスプレイ:7インチ LTPSスクリーン / 1920×1080(16:9)/ 第6世代Corning Gorilla Glass / 輝度 500nit / リフレッシュレート 60Hz / 10点マルチタッチサポート
- オーディオシステム:内蔵オーディオチップセット(Realtek ALC269Q)
- ラウドスピーカー:ハイパーリニアスピーカー2基搭載
- マイクロフォン:内蔵マイク
- LAN(RJ45):Realtek イーサネット コントローラー RTL8125BG-CG
- Wi-Fi:Wi-Fi 6(AX201)2402 Mbps / 2.4 GHz 2×2(40 MHz / 574 Mbps) / 5 GHz 2×2(160 MHz / 2402 Mbps)
- Bluetooth:5.2
- キーボード:QWERTY配列フルキーボード(バックライト付き)
- 指紋認証:サポート(指紋認証一体型 電源ボタン)
- タッチパッド:高精度タッチパッド(PTP)
- マウスボタン:あり(左ボタン、スクロールホイール、右ボタン)
- ジャイロセンサー:あり
- インターフェース:USB 3.2 Gen2 Type-A × 2(10Gbps) / フル機能 USB 3.2 Gen2 Type-C × 2(PD急速充電プロトコルおよびDisplayPort 1.4対応) / HDMI 2.1 (TMDS) × 1 (4096 x 2160@60Hz) / 3.5mm ヘッドホン/マイクコンボポート (Apple ヘッドホン対応/米国規格) × 1 / SD 3.0 カードスロット(対応機種: microSD / microSDHC /microSDXC)
- バッテリー容量:27.5Wh
- バッテリー駆動時間:高頻度使用時:2時間 / 低頻度使用時:8時間(実際の使用状況によって異なります)
- 熱設計:アクティブ冷却 / ファン+ヒートパイプ
- 本体重量:約500g
- 本体サイズ:約171.2mm × 110.8mm × 23.5mm
- 価格:88000円[税込](予約価格85000円[税込])