
『サガ』シリーズらしさが詰まった作品
2024年(令和6年)4月25日は、Nintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、iOS、Androidで『サガ エメラルド ビヨンド』が発売された日(※)。本日で1周年を迎えました。
※PC(Steam)版は2024年4月26日発売。広告
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『サガ エメラルド ビヨンド』は、『サガ スカーレット グレイス』から8年ぶりに発売された家庭用完全新作。ディレクターは河津秋敏氏で、キャラクターやシステムなどが尖りまくっており、『サガ』らしさを堪能できる内容になっています。『ロマンシング サ・ガ2』のリメイク作である『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』がシリーズの入門にピッタリだったことに対して、『サガ エメラルド ビヨンド』はとてもクセが強いゲームで本作にしか存在しない独特の味が魅力。
プレイヤーはクグツ使いの御堂綱紀、魔法使いのアメイヤ・アシュリン、闇の王であるシウグナス、人気アイドルメカだったものの破棄されていたスクラップボディに姿を変えたディーヴァ ナンバー5、新人巡査コンビのボーニー・ブレア&フォルミナ・フランクリンの6人5組の主人公からひとつを選んで、17の世界を旅していきます。
プレイヤーはクグツ使いの御堂綱紀、魔法使いのアメイヤ・アシュリン、闇の王であるシウグナス、人気アイドルメカだったものの破棄されていたスクラップボディに姿を変えたディーヴァ ナンバー5、新人巡査コンビのボーニー・ブレア&フォルミナ・フランクリンの6人5組の主人公からひとつを選んで、17の世界を旅していきます。
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御堂綱紀編は特撮ヒーローのようなノリだったり、アメイヤ・アシュリン編は魔法少女ものだったりと、シナリオの雰囲気はバラエティ豊かです。世界観に関しても中世ファンタジーやSFの世界、現代の日本のような世界もあってさまざま。ゲームボーイの『Sa・Ga』時代の作品や『サガ フロンティア』のような多様な世界を巡ることができます。
1周のプレイ時間が短めで、周回プレイをするのが前提の作りになっているのも特徴。前回と同じ主人公を選んだとしても違う展開が待っているので毎回新鮮な驚きがあります。
主人公たちも個性的ですが、筆者が好きなのは仲間キャラクター。アメイヤ・アシュリンの護衛兼監視役で現代日本人風のイケメンである加藤 忍や可愛い顔でデスボイスが上手いドロレス、「オーライ! coolにTop of the head!」などラップが得意な戦士などヘンテコなキャラクターばかりで最高でした。イロモノばかりにも思えますが、意外とアツいハートを持っているなど愛着の湧くキャラクターばかりなので、皆さんにも使ってみてほしいです。
1周のプレイ時間が短めで、周回プレイをするのが前提の作りになっているのも特徴。前回と同じ主人公を選んだとしても違う展開が待っているので毎回新鮮な驚きがあります。
主人公たちも個性的ですが、筆者が好きなのは仲間キャラクター。アメイヤ・アシュリンの護衛兼監視役で現代日本人風のイケメンである加藤 忍や可愛い顔でデスボイスが上手いドロレス、「オーライ! coolにTop of the head!」などラップが得意な戦士などヘンテコなキャラクターばかりで最高でした。イロモノばかりにも思えますが、意外とアツいハートを持っているなど愛着の湧くキャラクターばかりなので、皆さんにも使ってみてほしいです。
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バトルは前作『サガ スカーレット グレイス』と同様の“タイムラインシステム”を採用。ターン開始時に敵の行動と順番が明らかになっていて、プレイヤーが技によって行動順を変化させ、味方の連携を発動させたり、敵の妨害を狙ったりするシステムになっています。
『サガ スカーレット グレイス』はキャラクターが倒されたとき、両サイドが同じ勢力だった場合に“連撃”が発生しましたが、本作では同じ勢力が繋がっている状態であれば必ず“連携”が発動。狙って技を出しやすくなり、爽快感が増しました。また、連携している数が多いと連携率が上がっていき、100%を越えると“オーバードライブ”が発生し、もういちど連携が発生。これがとても気持ちいいんです。
タイムライン上の自分の一定範囲内にほかのキャラクターがいない場合は自分ひとりで連続攻撃をおこなう“独壇場”が発生。独壇場は戦闘に参加している人数が減るほど発生しやすくなるので、仲間がやられてしまってピンチになっているとき、一気に逆転をするチャンスがあるシステムになっています。ただし、この“連携”や“独壇場”は敵も使用してくるのでスリリングなバトルが楽しめます。
『サガ スカーレット グレイス』はキャラクターが倒されたとき、両サイドが同じ勢力だった場合に“連撃”が発生しましたが、本作では同じ勢力が繋がっている状態であれば必ず“連携”が発動。狙って技を出しやすくなり、爽快感が増しました。また、連携している数が多いと連携率が上がっていき、100%を越えると“オーバードライブ”が発生し、もういちど連携が発生。これがとても気持ちいいんです。
タイムライン上の自分の一定範囲内にほかのキャラクターがいない場合は自分ひとりで連続攻撃をおこなう“独壇場”が発生。独壇場は戦闘に参加している人数が減るほど発生しやすくなるので、仲間がやられてしまってピンチになっているとき、一気に逆転をするチャンスがあるシステムになっています。ただし、この“連携”や“独壇場”は敵も使用してくるのでスリリングなバトルが楽しめます。
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『サガ スカーレット グレイス』から種族が増えたことも特徴です。戦闘中に使われた技を真似て習得する“クグツ”、LPを消費して強力なブラッド技を使う“吸血鬼”、戦闘を重ねるとLPが減り、LPが尽きると次世代に技を継承する“短命種”といった新種族が登場し、バトルを奥深いものにしています。
とてもクセが強い作品で万人におすすめはできませんが、ハマる人はとことんまでハマる『サガ』シリーズらしい作品。まだプレイしたことがない人はぜひこの機会に遊んでみてください。
なお、最近ではオンラインイベント“The Triple-i Initiative 2025”で『Vampire Survivors』と『サガ エメラルド ビヨンド』のコラボが発表され、いきなり配信されたことでも話題に。無料DLCになっているのでチェックしてみては?
とてもクセが強い作品で万人におすすめはできませんが、ハマる人はとことんまでハマる『サガ』シリーズらしい作品。まだプレイしたことがない人はぜひこの機会に遊んでみてください。
なお、最近ではオンラインイベント“The Triple-i Initiative 2025”で『Vampire Survivors』と『サガ エメラルド ビヨンド』のコラボが発表され、いきなり配信されたことでも話題に。無料DLCになっているのでチェックしてみては?