
※本記事は、2023年7月29日にアップした記事を再編集したものです。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12006/9253953e8671362138b6ef2602a41690.jpg?x=767)
こちらはプレイステーション版のパッケージ。 ![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12006/a3fb5ed13afe8714a7e5d13ee506003dd.jpg?x=767)
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プレイヤーを惹きつけるSFハードボイルドアドベンチャー
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『ポリスノーツ』は、KONAMIから発売されたアドベンチャーゲームで、ゲームデザイナー・小島秀夫監督が手掛けた代表作のひとつ。小島氏が得意とする緻密なSF設定を盛り込んだシナリオがとくに秀逸で、多くのゲームファンから高い評価を得ている。なお、ポリスノーツとは、ポリスとアストロノーツ(宇宙飛行士)を掛け合わせた名称で、スペースコロニーの治安を守るために選抜された警官たちのことをそう呼ぶ。PC版が発売された後、3DO、プレイステーション、セガサターンとグレードアップした移植版が順次発売されていった。
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当時本作は、インタラクティブシネマやシネマティックアドベンチャーなどと呼ばれており、映画のような演出で視覚的にも楽しめるアドベンチャーゲームとして話題を呼んでいた。移植版はとくにアニメーションのクオリティーが高く、画面から目を離せなくなるほどの迫力ある映像がてんこ盛り。単なる通過点に過ぎないようなワンシーンでも必ずどこかしらアニメ的な動きがあり、細かな芸当にハッとさせられたものだった。
よくあるコマンド選択式ではなく、カーソルを動かして任意の場所を調べていくというスタイルを採用していたのもユニーク。画面内の怪しい場所をクリックするとさまざまなリアクションが見られるのも『ポリスノーツ』の魅力のひとつなのだが、そのあまりの豊富さに驚かされたプレイヤーも多かったはず。
ガラスに映り込む登場人物の後ろ姿や背景の植え込みなど、「ここはないだろう」と思う場所にはほぼネタが仕込まれていて、“すべてのリアクションを見てやる”という謎の使命感に突き動かされてしまった人もいたことだろう。筆者はそのひとりで、わざわざセガサターン用のマウスを購入し、少しずつカーソルを動かして調べていたという記憶がある。
爆弾解体や銃撃戦といったミニゲーム的なイベントが挿入されることもあり、それが物語を大いに盛り上げてくれた。解体作業は失敗すれば即ゲームオーバーの緊張感があったし、銃撃戦はさながらガンシューティングゲームのおもしろさがあった。とくにクライマックスの連続する銃撃戦には手に汗握った覚えがある。
よくあるコマンド選択式ではなく、カーソルを動かして任意の場所を調べていくというスタイルを採用していたのもユニーク。画面内の怪しい場所をクリックするとさまざまなリアクションが見られるのも『ポリスノーツ』の魅力のひとつなのだが、そのあまりの豊富さに驚かされたプレイヤーも多かったはず。
ガラスに映り込む登場人物の後ろ姿や背景の植え込みなど、「ここはないだろう」と思う場所にはほぼネタが仕込まれていて、“すべてのリアクションを見てやる”という謎の使命感に突き動かされてしまった人もいたことだろう。筆者はそのひとりで、わざわざセガサターン用のマウスを購入し、少しずつカーソルを動かして調べていたという記憶がある。
爆弾解体や銃撃戦といったミニゲーム的なイベントが挿入されることもあり、それが物語を大いに盛り上げてくれた。解体作業は失敗すれば即ゲームオーバーの緊張感があったし、銃撃戦はさながらガンシューティングゲームのおもしろさがあった。とくにクライマックスの連続する銃撃戦には手に汗握った覚えがある。
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映画のパロディーやオマージュ的なものが数多く散りばめられている点もお楽しみ。また、本作の登場人物をモチーフにしたキャラクターが、後の小島監督作品にクロスオーバー的に登場するといったファン向けのお遊びもある。いろいろな人物が該当するのだが、とくに顕著なのはメリル・シルバーバーグで『メタルギア ソリッド』シリーズの彼女と経歴も非常に似ているが、一応別人の設定の模様。
※画像はプレイステーション版のものです。