20年以上も愛され続けるMMORPG『マビノギ』。その牧歌的な雰囲気と現代のゲームらしさを併せ持つ最新作を、PCとスマホで遊べる日がやってきた。2026年10月7日(水)から正式サービスを開始した『マビノギモバイル』だ。

本記事は『マビノギモバイル』の提供でお送りします。
ダンジョンを進むうちに自動的にほかのプレイヤーと合流して気がねなく共闘できる“偶然の出会い”システムや、武器を変えるだけで転職できるクラスシステムなど、便利機能が満載。戦闘には手動でコンボを追求する楽しさがあり、一方でオート戦闘も可能なのでスマホでも操作しやすい。
同時に、ファンタジー世界での生活で人気を博す『マビノギ』シリーズらしく、日常そのものが楽しいゲームでもある。バトルの詳細は上記のリポート記事に譲るとして、この記事では生活要素をピックアップしたい。
なお、開発段階のビルドで試遊を行っているため、画面構成や各種数値などが正式版とは異なる場合がある点はご了承いただきたい。


採集、釣り、料理といった生活コンテンツのほか、マイホームや衣装の染色など、幅広い要素もたっぷり。
まずはここから! 採集いろいろ
ワールドマップを開くと、フィールド各所に“果樹園”や“乳牛の放牧地”など採集スポットのアイコンが表示される。これらをクリック(タップ)すると、自動的に目的地に移動する。
一部の採集には専用アイテムが必要だが、メインクエストを進めるうちに手に入る。ゲーム内のお金で購入できるものもあるので、本格的に採集活動に入る前に雑貨屋に立ち寄ろう。


マップを見るだけでも、どこで何を採集できるかだいたいわかる。



採集で何か足りないとアラートが出ても焦ることはない。雑貨屋か食料品店でだいたい買える。
道具を身に着けるなどの条件を満たしたら、あとは採集したいものをクリック(タップ)するだけ。採集を続けて“日常採集レベル”が上がれば、生活力もアップし、より幅広い採集活動が可能になる。

採集は製作の材料を集めるだけでなく、キャラの成長にもつながるわけだ。
釣りは完全放置でもOK
釣りの始めかたも採集とほぼ同じだ。まずはマップ上の釣りスポットのアイコンをクリック(タップ)して釣り場に移動。釣り場に入ると画面右下のボタンが釣り開始ボタンに変化するので、これを押すと糸を垂らして釣りが始まる。
釣り開始後には、手動で釣る“釣りに集中”モードと、エサがなくなるまで完全に放置して釣り続けられる“のんびり釣る”モードのいずれかを選択できる。


のんびり釣るモードでは全自動で釣れるが、魚が釣れるまで時間がかかる。すばやく魚を手に入れたいなら、釣りに集中モードがおすすめ。
釣りに集中モードでは、魚が針にかかるとプレイヤーの頭上に表示される緑色のゲージが減っていく。このゲージがゼロになれば魚を釣り上げられ、魚が暴れだすと逆にゲージが増えていく。この状態になったら、画面右下のボタンを押すことで竿を操作し、ゲージ増加を防いでいこう。


竿の操作にはタイミングも重要。より高級な釣り竿や独自のレベルも用意されているので、採集とは別にやりこみが楽しめそう。
釣りに集中モードではかなりテンポよく魚を釣っていけるので、ついつい時間を忘れそうになった。釣りレベルもステータスアップにつながるので、ぜひ体験してほしい筆者おすすめ生活コンテンツのひとつだ。
料理で必要な能力値をアップ
採集で集めた材料は、そのまま使ったり販売したりできるほか、ほかのアイテムに加工することも可能。本作にはさまざまな系統の加工や製作が用意されている。


加工と製作だけでも種類が豊富。それぞれに対応した作業台にはレベルが設定されており、たくさん使えばそれだけ成長。より高度なものを製作可能になる。

装備・衣装の強化や製作にまつわる“錬金術”。こちらも加工や製作と同じく種類が多彩だ。
ここでは料理を例に、加工の流れを紹介しよう。たかが料理とあなどることなかれ。主要ステータスを上昇させる効果があるので冒険の必需品なのだ。腹が減っては戦はできぬ。

前衛クラスをメインにしているなら、STR(力)が上がる料理が鉄板だろうか。
料理選択時に“クエストに追加”ボタンを押すことで、その材料集め自体をクエストとして受けられる機能が非常に便利。材料の入手先は画面右上に表示されるクエスト名をクリック(タップ)すると確認でき、自動で目的地に移動可能。材料集め自体を、ひとつの冒険にできるのだ。


どの方法で材料を入手するかはプレイヤーしだい。
材料の中には別途加工が必要なものも含まれる(たとえばマヨネーズなど)。加工台での作業にはアイテムごとに一定の時間がかかるので、冒険の合間に加工を仕込んでおくなどタイムマネジメントを考えるのも楽しそうだ。


意外と完成まで時間がかかる加工品も多いようなので、時間管理も大事。
材料が揃ったら、あとは調理台で一気に料理を完成させるだけ。こうして見るとけっこうな手間がかかるようにも思えるが、作業というよりこれも冒険のひとつ。あらゆることを楽しんでこそ一流の冒険者だ。

料理は時間をかけずに一瞬で終わるので、材料さえあれば一気に大量生産も可能。作りたい料理の材料はふだんから集めておくべし。
ミニゲーム感覚で衣装を染色
キャラクターの衣装を部位ごとに着替えることができ、さまざまな組み合わせのおしゃれを楽しめる。見た目が変わるのが目でも楽しく、レアリティーが高い衣装はステータスボーナスを持っているので、キャラクターの強化にもつながる要素だ。

強くて見た目が好みの衣装を探し求める。これまた別の冒険が始まりそう。

キャラクターメイキングにもこだわって、自分だけのファッションを突きつめたいところ。
衣装は部位ごとに“染色アンプル”で色を変更できる。染色時にはミニゲームが始まり、制限時間内に複雑なカラーパレットの中から、自分好みの色の配合を探していく。
このカラーパレットはドラッグ操作で移動させたり回転表示も可能。理想のカラー配置を見つけるのはなかなか骨だが、意外な組み合わせを偶然見つけて気に入ったりすることもありそうだ。


染色ミニゲームでは衣装の指定した部分の色を、カラーパレットを動かすことで決定する。

色はパレット上の3ヵ所のポイントのものを混ぜたものになる。時間はたっぷりあるので、いろいろ模索していると、偶然いい感じの色に収まることも。
ステラグラムでおしゃれ自慢
衣装を染色してお気に入りのファッションが完成したら、人に自慢したくなるもの。そこで出番となるのが、プロフィールカード“ステラグラム”だ。ステラグラムは自己紹介用のカードであると同時に、ほかのプレイヤーにおしゃれ具合をアピールするコンテンツにもなっている。
ステラグラムにはプレイヤーのプレイ傾向など、細かい情報もハッシュタグを選ぶことで掲載可能。衣装だけでなくポーズや表情も選択して、こだわりの1枚を作り上げよう。

ベストステラグラムの選択肢として、ほかのプレイヤーに届けられる。


衣装の変更と併せて、ステラグラムの編集にもつい時間を忘れてのめり込んでしまった。
ペットはかわいいだけじゃない
生活には潤いが必要であり、潤いと言えばペットである。かわいいペットはガチャで入手でき、今回の取材時には1回だけガチャを回すことができた。1回限りというのもむしろ運命的な出会いができそうなのでよし。
ちなみに筆者はイヌ派かネコ派かと問われれば、ネコ派である。犬は懐いてくれすぎて「いや、私なんかにそこまで……」と思ってしまうが、猫は自由気ままなところがあってそれがちょうどいい。話が脱線してしまったが、つまり何が言いたかったかというと。

ガチャ画面の時点でかわいい。

ネコちゃんだああああああ!!!!!!
1回のガチャで“ネコ(白黒)”を引けた。今回の記事でいちばんテンションが上がった瞬間である。ちなみにペットは連れて歩くだけで、各種ステータスにボーナスが加算される。かわいいだけで十分なのにステータスも上げてくれるだなんて。


満腹度でもステータスボーナスが発生する模様。そんなの関係なくエサをあげたくなりますが。
ペットはダンジョンだろうとフィールドボスエリアだろうと、どこへだって同行してくれる。アクションもそれぞれに用意されているようで、これはスクショ撮影もはかどるというもの。


このしぐさを見たら、愛でるなというほうが無理というもの。


撮影モードでペットとのスクショを撮りまくるべし。なお、ARモードを選ぶとデバイスのカメラが起動し、プレイヤーの顔や周囲の風景が背景に映し出される点には注意。
マイホームにはこだわりの家具を配置
自分流を楽しむコンテンツとして、マイホームの“デコ”(家具)も紹介しておきたい。ゲームを進行してマイホームを入手できたら、ほかのプレイヤーも招待できる我が家の内装にぜひこだわってみてほしい。

当然、最初はマイホームには何もない。それどころかゴミが積もっている。
マイホームで最初にすべきは、まさかの掃除だった。部屋にあるゴミのオブジェクトは家具を置くときに妨げになるので、まずは全部きれいさっぱり片付けよう。クリック(タップ)するだけなので処理は簡単だ。

はやる気持ちを抑えて、まずはきれいに。なんだかリアルだ。
デコ(家具)の配置は床や壁のマス目に沿って行ない、方向の回転が可能。難しい点はほとんどないが、ベッドや机などのわかりやすい家具だけでなく、ちょっとした仕切りなどの細かな装飾も多数用意されている。
家具を並べるだけでなく、装飾を駆使すればかなりこだわった内装が実現できそうな感触があった。とはいえ挑戦すると半日は時間が消し飛びそうでもある。正式サービス開始後は、どうやって作ったかわからないくらいのすごいマイホーム画像が流れてくるに違いない。楽しみだ。


家具の配置はこだわりだしたらキリがないのだが、それがいい。家具を探してマイホームを編集して……これだけで何日も遊べてしまいそうだ。
楽器演奏を楽しみたいなら楽譜入手から
ほかのプレイヤーと交流するなら、ぜひ用意しておきたいのが“楽器”だ。さまざまな楽器を装備でき、演奏している他者をクリック(タップ)すると合奏を楽しめる。
楽器は雑貨屋で購入可能。自分で曲を演奏したい場合は“楽譜”を所持している必要がある。こちらも基本的なものは雑貨屋で購入できるので、演奏家を目指すなら楽器と併せて用意しておきたいところ。

ダンジョンの入り口だろうがフィールドボスの出現地点だろうが、どこでも演奏会が始まる。これぞ『マビノギ』の世界。


楽器の種類はさまざまだ。おしゃれの一環として、キャラに合う楽器を探してほしい。
また、まだ習得していない曲をほかの人が演奏している場合は、白紙の楽譜に記録できた。楽譜はコレクション要素としても成り立ちそうなので、リアルな吟遊詩人プレイを楽しんでみるのもありかも。

すべての曲が無制限に採譜できるわけではなさそうだが、曲を集めて旅する吟遊詩人なんて最高にクール。
ほかにも多数のコンテンツがプレイヤーを待つ!
と、ひとまずは生活の基本をピックアップしてみた。メニュー画面を確認するとわかるのだが、まだまだ多くのコンテンツが用意されているようだ。

メニュー画面のアイコン群を見るだけでも、「これは!?」と気になるものが多数。
確認できた中では、デイリーコンテンツやフィールドボスなど、いかにもMMORPGな要素のほかに、『マビノギ』ではおなじみの“アルバイト”も確認できた。ほかにもプレイできるコンテンツがいくつもあり、やることがなくなるような事態はなさそうだ。


今回紹介したコンテンツは、本作の全体からすればほんの一部。豊富なコンテンツをどう楽しむかは、実際にプレイする皆さんしだい。
おもしろそうなコンテンツを日々つまんで楽しむもよし、毎日がっつりコンテンツをこなして成長を目指すもよし。牧歌的な雰囲気が広がるこの世界“エリン”では、さまざまなプレイスタイルが許容されそう。ぜひ自分だけのおしゃれや生活サイクルを作り上げつつ、スローライフを満喫してほしい。