【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
広告
共通パーツ画像

転送先は……月です

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
 深層領域でマエストロの不気味な銃に撃たれ、消えてしまったメイ。それと同時に、現実世界にいたメイの肉体も消失していました。

 頭のいいソックスが察した通り、転送技術が使用されていました。

 そして、その転送先は月であることが判明しました。

 また、ブリッツが「敵は――月にいる」というアッシュの言葉を思い出しています(こういうときに大事なキーワードを覚えているブリッツの聡明なキャラクター性が好きです)。

 地味ですが、急に会話に入ってきたシャティに対して、マルトが「誰だ?」と感じているのがいいですよね。

 マルトとシャティはここが初対面なのです。

 今回の前半の数ページで、それぞれのキャラクター性を表現するのと同時に、誰が何の情報を持っているのか(覚えているのか)ということを詰め込んでみました(今後の展開のためです)。

ぼくの地球を守って

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
 勘のいい方はすでに感じられているかもしれませんが、この月基地と地球の関係性の元ネタは『ぼくの地球を守って』(著:日渡早紀)なんですよね(私の中では)


 月基地で働いているうちに、地球がジュノによるウィルスによって変貌を遂げたことを知らずに、コールドスリープしていたメンバーが目覚めたことで起きた悲劇。

 こう書くと、まるでそのまんまのように見えますね。

 ですが、敵が月にいるという設定を作った時点で、自分の遺伝子に刻まれた因果が発動し、どうしても内容が被ってしまうんですよね。

 「まぁ、古いマンガ作品だし覚えている人も少ないだろうから、いいか」

 そう思っていたら、まさかの実写ドラマ化ですよ?(完全に想定外)

 マンガ原作が連載されていたのは、1986年から1994年ですよ?

 連載開始から40年という節目にこんなサプライズがあるなんて、こんな幸せなことがあっていいのでしょうか。

 広瀬アリスさんが木蓮ですか、楽しみだなぁ。

 実写ドラマ化決定、おめでとうございます!

星間シャトルでタラニスを月へ

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
 話を『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』に戻します。

 シャティとユルルングルの整理された会話により、合理的に何をすべきかが検討されました。

 「月までメイを転送できるのなら、その装置を使ってみんなで月まで転送させればいいじゃん!」

 そう考える人もいるかもしれませんが、子ども(ヒト)たちだけを単身で月へ送ったところで、敵と戦う力はありません。

 だから、タラニスを月まで送るしかないのです。

 ゲーム版では、「マエストロがメイを転送した後に装置をしっかり破壊していた」という表現がなされていましたが、マンガ版ではわざわざそんなことをしなくても、よく考えればわかること(子どもたちだけが単身で乗り込んでも意味がない)として、そのまま星間シャトルの存在について話を持っていくことにしました。

 いよいよ舞台は最終決戦である月へと移ります。

 いざ、ラストバトルへ!(その前に衝撃の展開がありますよ)

編集部コメント

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
 メイの奪還、そしてマエストロの野望の阻止。重い使命を胸に、子どもたちは月に向かいついに最終決戦ですね。と言いたいところですが、その前にまだなにか展開があるとのこと。 

 きになる次回、第93話は2026年9月8日(火)掲載予定です。お楽しみに!

松山洋氏著『ゲーム業界の攻略法』発売!

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第92回
 2026年2月16日に『戦場のフーガ』をてがけるサイバーコネクトツーが30周年を迎えるにあたり、松山社長がゲーム業界志望者や、最前線で闘い続ける者たちへ贈る“新バイブル”として書籍『ゲーム業界の攻略法』を刊行しました。

 『チェイサーゲーム』でも伝えられてきたゲームクリエイターへのメッセージをより深く、より濃く語った内容になっています。就職面接の実態や、特典として実際にサイバーコネクトツーに合格した人のポートフォリオも公開しているので、ゲーム業界を目指しているそんな人にもおすすめの1冊。ぜひ手に取ってみてください。
この記事を共有

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

週刊ファミ通最新刊
週刊ファミ通表紙
購入する
ebtenamazon
電子版を購入
bookWalker

特設・企画

特集・連載